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原子力機構の施設 放射性物質漏れは保安規定違反

2019.05.15 :

ことし1月、茨城県にある日本原子力研究開発機構の施設で、放射性物質の入った容器を包む袋からプルトニウムなどが漏れ出したトラブルについて、原子力規制委員会は、保安規定に違反していると判断しました。

茨城県東海村にある原子力機構の核燃料サイクル工学研究所では、ことし1月、核燃料の原料となるプルトニウムなどの放射性物質が室内に漏れ出し、作業員の防護服などが汚染しました。

これについて原子力規制委員会は15日の会合で、事業者がみずから定めたルール、保安規定に違反していると判断しました。

この中では、作業員がプルトニウムなどが入った容器を袋に包む際、外観の点検が不十分なまま作業を続けたことや、汚染した直後の作業員の体や衣服の検査で、定められた手順が守られていなかったと指摘しています。

一方、再発防止策については、汚染があった場合の作業員の対処方法などについて、実効性が不十分だとしてさらに説明するよう求めました。

会合のあと、規制委員会の更田豊志委員長は「こうした汚染は一定程度起きてしまうことなので、そのときどうすべきかを明確にするべきだ」などと話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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