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福島第一原発2号機原子炉への注水止める試験 温度上昇は想定内

2019.05.13 :

事故で溶け落ちた核燃料の冷却ができなくなる事態に備えるため、東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉への注水を一時的に止める試験が行われました。原子炉の温度の上昇は想定の範囲内だったということです。

福島第一原発の1号機から3号機では、事故で溶け落ちた核燃料と構造物が混ざり合った「燃料デブリ」があり、いまも熱を出し続けていますが、注水して冷却することで原子炉の温度は20度前後に保たれています。

こうした原子炉の冷却がトラブルなどで一時的にできなくなる緊急時に備えて、東京電力は13日、2号機の原子炉への注水を午前10時40分からおよそ7時間半にわたって止め、どのように温度が上昇するか確認する試験を行いました。

その結果、注水を再開した午後6時17分現在の温度は25点7度で、温度の上昇は1点2度と、現段階では想定の範囲内に収まったということです。

東京電力は、万が一、原子炉の冷却ができなくなるような事態が起きても、対応する時間は確保できるとしています。

今回の試験は温度計の信頼度が高いことから2号機で行われましたが、東京電力では、温度の変化を詳しく分析するとともに、今後、1号機と3号機でも同じような試験の実施を検討することにしています。

記事の内容は作成当時のものです

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