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はやぶさ2 人工クレーターの直径は10m余り

2019.05.09 :

探査機「はやぶさ2」が先月、小惑星「リュウグウ」の表面につくった世界初の人工クレーターについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構が大きさを分析した結果、直径は10メートル余り、深さは2メートルから3メートル程度あることが分かりました。JAXAは岩石の採取のため、クレーターやその周辺に着陸が可能かどうか、来月中ごろまでに判断するとしています。

「はやぶさ2」は先月、小惑星「リュウグウ」に衝突装置「インパクタ」から発射した金属の塊を衝突させて、世界初となる人工クレーターをつくることに成功しました。
そして、上空から撮影した画像を詳しく分析した結果、クレーターの大きさは直径は10メートル余り、深さは2メートルから3メートル程度あることが分かったと、9日に発表しました。

クレーターから少し離れた場所には、衝突装置の破片が飛び散ってできたと見られる直径1メートル前後の小さなクレーターも10個程度見つかったということです。

JAXAは今後、直径10メートル余りのクレーターの中か、その周辺に2度目の着陸を行って小惑星内部の岩石採取を検討していて、着陸が可能かどうかを判断するため、最大で3回、表面に接近して詳しく観測するということです。

1回目は今月16日の予定で、上空10メートルまで降下し、着陸の妨げとなる大きな岩石がないかなど、クレーター付近を詳しく観測するとともに、「ターゲットマーカ」と呼ばれる着陸の時に使う目印も投下するということです。

JAXAは来月中ごろまでに2回目となる着陸をするかどうか判断をするとしています。

JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「すでに1回目の着陸成功で機体の中には岩石があり、次の着陸失敗で失うリスクを考える必要もある。現時点では着陸するしない、両方の選択肢が残されている。慎重に判断材料を集めたい」と話しました。

記事の内容は作成当時のものです

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