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「げんしりょくむら」サイト閉鎖 運営団体が陳謝

2019.04.25 :

原子力の業界団体が「あつまれ!げんしりょくむら」と名付けたウェブサイトを開設して批判が相次いだ問題で、サイトの運営団体が25日会見し、「配慮に欠けた表現によって被災者をはじめ多くの方に不快の念を与えてしまったことをおわび申し上げたい」と述べ陳謝しました。

この問題は、原子力関連の企業などでつくる日本原子力産業協会が、若い世代に原子力産業への関心をもってもらおうと「あつまれ!げんしりょくむら」というタイトルを付け、妖怪などのポップなイラストで掲載したところ、「被災者がいるのにふざけている」などと批判が相次いだため、今月12日までの5日間で閉鎖したものです。
これについて、25日開かれた団体の会見で、高橋明男理事長は「福島第一原発の事故の影響で、いまも4万人近くが避難している状況で、配慮に欠けた表現によって被災者をはじめ多くの方に不快の念を与えてしまったことをおわび申し上げたい」と述べて陳謝しました。

そのうえで、サイトの制作については、「優れた感性を持った若い人たちに託したが、慎重さに欠けていたと反省している」と述べ、公開前のチェック体制に問題があったとの認識を示しました。

サイトは電力会社や原発が立地する自治体などからの会費で制作されていて、費用は数十万円だとしています。

記事の内容は作成当時のものです

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