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世界初 マラリアワクチン接種始まる アフリカ マラウイ

2019.04.25 :

感染症のマラリアの予防に向けた世界で初めてのワクチンの接種がアフリカ南部のマラウイで始まりました。WHO=世界保健機関は今後、ほかの国にもワクチンの接種を広げ有効性を調べる予定で、マラリア対策の進展が期待されています。

WHOは23日、アフリカのマラウイで、2歳以下の乳幼児を対象に世界で初めてマラリアの感染を防ぐためのワクチンの接種を始めたと発表しました。

ワクチンはイギリスの製薬大手などが30年以上かけて開発したもので、これまでの臨床試験ではマラリアの感染率を4割近く引き下げることが確認されているということです。

マラリアは蚊が媒介する感染症で、アフリカを中心に年間40万人以上が死亡し、蚊帳などによる予防対策が求められる一方、これまで有効なワクチンはありませんでした。

WHOの担当者は「新しいワクチンでも完全な予防はできないが、多くの子どもの命を救う可能性がある」と話し、マラリア対策の進展が期待されています。

WHOは近くケニアとガーナでもワクチンの接種を始め、3か国で年間およそ36万人の乳幼児に接種を行うとしていて、有効性についてのデータを集め、今後、各国に推奨するかどうか判断することにしています。

記事の内容は作成当時のものです

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