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国連事務総長 温室効果ガス削減へ各国に行動求める

2019.03.29 :

地球温暖化への対策を協議する国際会議が国連で始まり、グテーレス事務総長は原因となる温室効果ガスの大幅な削減に向けて、すべての国に行動を求めて、パリ協定からの脱退を表明したアメリカのトランプ政権にも協力を訴えました。

国連は地球温暖化への対策を最重要課題に位置づけていて、28日、グテーレス事務総長の呼びかけで、国連加盟国の閣僚による国際会議が始まりました。

会議ではグテーレス事務総長が冒頭、「温暖化と関係する災害が毎週のように世界を襲っている。どの国もその対策をとる責任を免れない」と指摘しました。

そして、向こう10年間で温室効果ガスを2010年比で45%減らし、2050年にゼロにする目標を掲げ、「世界の指導者が方策を示すよう望む」として、すべての国に行動を求めて、パリ協定からの脱退を表明したアメリカのトランプ政権にも協力を訴えました。

さらにことし9月には、国連総会にあわせて首脳級の会合を開くとしたうえで「演説しに来るのではなく、計画を持ってきてほしい」と訴えて、パリ協定に基づく行動計画が来年から実施されるのを前に、各国の取り組みと今後の計画を明確に示すよう求めました。

地球温暖化については28日、WMO=世界気象機関が最新の報告書を発表し、去年1年間、洪水や干ばつが頻発し、海面の上昇と海水の酸性化、それに氷河の消失が進行していると指摘していて、グテーレス事務総長の訴えには「対策に一刻の猶予も許されない」という強い危機感がうかがえます。

記事の内容は作成当時のものです

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