NEWS

去年のCO2排出量 世界全体で331億トン余 過去最多

2019.03.27 :

IEA=国際エネルギー機関は、温室効果ガスの大半を占める二酸化炭素の去年1年間の排出量が、世界全体で331億トン余りと過去最も多くなったと発表し、二酸化炭素の排出量を減らす取り組みを強化するよう呼びかけました。

フランスのパリに本部のあるIEAは26日、去年1年間の世界の二酸化炭素の排出量などに関する報告書を発表しました。

それによりますと、世界全体で去年1年間の二酸化炭素の排出量は331億4300万トンと過去最も多くなり、増加率も前年比1.7%と、2013年以来の高さになりました。

理由について報告書では、世界最大の排出国の中国と2位のアメリカで経済成長が続いていることに加えて、去年、世界各地で熱波や寒波などが相次いだ影響で冷暖房の需要が増え、石油や天然ガスの消費量が大幅に増えたためだとしています。

一方、日本やドイツ、それにフランスなどでは二酸化炭素の排出量が減ったとしています。

IEAは「太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの利用が進む一方で、二酸化炭素の排出量が増えているということは、さらなる取り組みが求められているということだ」と述べ、各国に対策の強化を呼びかけています。

記事の内容は作成当時のものです

NEWS一覧に戻る

関連記事