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葛飾北斎の版画 5000万円超で落札

2019.03.20 :

江戸時代を代表する浮世絵師、葛飾北斎の版画の2つの代表作がアメリカ・ニューヨークでオークションにかけられ、それぞれ5000万円を超える価格で落札されて、北斎の世界的な人気を改めて示しました。

ニューヨークでのオークションは19日、日本の浮世絵や仏像など160点余りを集めて開かれました。

この中で、葛飾北斎の版画の代表作「富嶽三十六景」のうち、朝焼けに赤く染まる富士山を描いた「凱風快晴」と、富士山を背景に荒波が船を襲う様子を描いた「神奈川沖浪裏」は、刷られた時期が早いにもかかわらず保存状態が良好なことから、高額での落札が予想されていました。
オークションでは世界各地から入札が相次ぎ、「凱風快晴」が50万7000ドル(日本円でおよそ5630万円)、「神奈川沖浪裏」は47万1000ドル(およそ5230万円)で、それぞれ落札されました。

おととしには、より保存状態のよい別の「神奈川沖浪裏」が1億円余りで落札されており、今回はそれには及ばなかったものの、北斎の世界的な人気を改めて示す形となりました。

オークション会社の村上高明さんは「近年、北斎を始め日本美術を集める人が各国で増えている。東京オリンピックなどで旅行客が増えれば、さらに人気を呼ぶのではないか」と話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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