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NASA 探査機着陸に「はやぶさ2」のノウハウ学ぶ

2019.03.20 :

NASA=アメリカ航空宇宙局の探査機が着陸を目指す小惑星の表面が予想された以上に岩に覆われていたことが分かり、NASAは、すでに小惑星への着陸に成功している日本の「はやぶさ2」のプロジェクトチームに着陸のノウハウを詳しく聞いたうえで、来年7月の着陸を目指すことになりました。

NASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」は、去年12月に地球から1億2000万キロ余り離れた小惑星「ベンヌ」の上空に到達したあと、上空1000メートル余りにまで近づき、3か月間観測を続けてきました。
小惑星探査機「オシリス・レックス」
その結果、「ベンヌ」の表面は予想された以上に岩で覆われていて、当初の計画で着陸に必要とされた、半径25メートルの岩に覆われていない場所が見つからなかったということです。
「ベンヌ」の表面の様子
「オシリス・レックス」のプロジェクトチームは、比較的岩に覆われていない場所を着陸地点に選ぶとともに、同様の問題を抱えながら小惑星「リュウグウ」への着陸にすでに成功した「はやぶさ2」のプロジェクトチームを来月訪ねて、ノウハウを詳しく聞いたうえで、着陸を目指すことになりました。

そして、計画どおり、来年7月には着陸して砂や石を採取したいとしています。

このほかNASAは、「ベンヌ」の表面から最大で数十センチの粒子のかたまりが噴き出しているのを観測したとも発表しました。
粒子のかたまりが噴き出している様子
ベンヌには水の成分が存在することが分かっていて、NASAは今後、噴き出した物質の中身などを調べることにしています。

記事の内容は作成当時のものです

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