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「ソメイヨシノ」の遺伝情報初解読 開花時刻も予測可能に?

2019.03.19 :

島根大学の研究者などで作るグループは、サクラの代表的な品種「ソメイヨシノ」の遺伝情報を初めて解読したと発表しました。遺伝子レベルでの分析を進めることで、より正確な開花予測につながる可能性があるとしています。

発表したのは、島根大学生物資源科学部の江角智也准教授や、千葉県にある「かずさDNA研究所」、それに京都府立大学などで作るグループです。

サクラの代表的な品種「ソメイヨシノ」は、交配を繰り返してできた雑種で、成り立ちや遺伝情報には不明点が多く、グループは島根大学の農園にある139のサクラの品種の解析を続けてきました。

その結果「ソメイヨシノ」は「エドヒガン」と「オオシマザクラ」という品種を祖先に持つことがわかり、これまでの通説を裏付けることができたということです。
また、「ソメイヨシノ」の遺伝情報を初めて解読し、およそ9万5000個の遺伝子があることや、このうちの一部は開花につながる役割があることもわかったということです。

グループは遺伝子レベルでの分析を進めることで、開花の時期をより正確に予測できるようになる可能性があるとしています。

江角准教授は「生命の設計図を明らかにすることができた。開花の日付や時刻まで正確に予測できるよう研究を続けたい」と話しています。

記事の内容は作成当時のものです

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