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はやぶさ2 “弾丸打ち込み人工クレーター” 来月 挑戦へ

2019.03.05 :

先月小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は小惑星内部の岩石を採取するため、来月表面に弾丸を撃ち込んでクレーター状の穴をつくる世界初の試みに挑戦すると発表しました。

日本の探査機「はやぶさ2」は先月22日、地球からおよそ3億4000万キロ離れた小惑星「リュウグウ」への着陸に成功しJAXAは計画どおり岩石を採取できた可能性が高いとしています。

JAXAは5日今後の探査計画について会見し、来月1週目に「インパクタ」と呼ばれる装置で小惑星の表面に弾丸を打ち込んでクレーター状の穴をつくる世界初の試みに挑戦すると発表しました。

候補地は、着陸がしやすい赤道付近で、5月以降に穴の内部の岩石を採取するため、2回目の着陸を目指すとしました。

ただし、つくった穴が小さかったり、岩が出っ張ったりして、着陸が難しい場合は、着陸地点を別の場所に変える可能性もあるということです。

また、当初3回としていた着陸の回数は2回となる可能性が高くなったとしました。

責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「今月からはやぶさ2を小惑星に接近させて候補地点の詳しい観測を開始する。人工的にクレーターをつくって岩石を持ち帰るのは世界初なだけに、情報をしっかり集めるなどして慎重に準備を進め、5月以降、できるだけ早い時期に着陸に挑みたい」と今後について話しました。

一方、5日は、先月の着陸の際に「はやぶさ2」が撮影した映像も公開されました。
探査機の下にある岩石を採取する装置の先端が地表につく様子や、巻き上がる小惑星の岩石などが鮮明に映っています。

この映像はJAXAのホームページでも見ることができます。

(※NHKサイトを離れます)
http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/14160.html

記事の内容は作成当時のものです

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