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広く知ってほしい 「脳脊髄液減少症」学校や職場などで理解を

2019.02.15 :

頭が強い衝撃を受けたことなどで脳や脊髄の周りの髄液が漏れ出し、頭痛やめまいを起こす「脳脊髄液減少症」を広く知ってもらおうとシンポジウムが開かれ、出席者は学校や職場などでの理解が重要だと訴えました。

「脳脊髄液減少症」は、頭や首が強い衝撃を受けたことなどで、脳や脊髄の周りにある髄液が漏れ出し、頭痛やめまいなどの症状が起きるもので、一般の人に十分には知られていません。

東京 千代田区で開かれたシンポジウムには専門の医師のほか、患者やその家族などおよそ300人が参加しました。
藤本汐音さん
この中では小学校3年生のとき、学校で首を強く打ち、その後「脳脊髄液減少症」と診断された高校2年生の藤本汐音さんが、頭痛のため、授業中に座っていることもできなくなり、中学校の時に転校したことを説明し、「転校先では理解してもらい支援も受けることができたため、友達と同じ時間が過ごせるようになってうれしかった」と話し、学校や職場などでの理解が重要だと訴えました。
また専門の医師は病気の詳しいメカニズムは解明されている途中なので、適切な診断や治療が行われるよう、診断の基準を常に見直すことが大切だと指摘しました。

シンポジウムを主催した団体の中井宏さんは「患者の中には苦しんでいる人が多く、誰がなってもおかしくないので、広く知ってもらいたい」と話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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