今回の東日本大震災の津波の被害が100年先も語り継がれるように、取り組みを始めました。津波の到達地点に桜の木を植える活動をしています。今回の津波では多くの人の命が失われてしまいました。災害で失われる命を可能な限り減らしていきたい、そんな思いから活動を続けています。
(岩手県陸前高田市・30代・岡本翔馬さん)
とにかくこれまでのご支援には感謝したい。恩返しは一生かかってもできないが、復興に向かって一歩ずつでも歩み続ける姿を見ていただきたい。それが最大の恩返しだと思っています。そのプロセスが犠牲者に対する真の鎮魂だと思います。震災は忘れた頃にやってくる。いつ来るかもしれない災害に備えをしておくこと、そして何よりも、避難が大切です。
(宮城県南三陸町・60代・及川善祐さん)
新しい街づくりにはスピード感が必要だが、みんなが横一線で進む必要はなく、それぞれのペースに合わせていけばいいと思う。行政も法律や規制に縛られず、大きな構想、心躍るような発想で計画を進めてほしい。ゆっくりと進んで、新しい街づくりに悔いを残したくない。急がず慌てずゆっくりと心豊かに生活できるように進んでいきたいです。
(岩手県陸前高田市・60代・男性)
国道6号線沿いに植えた桜の木、着実に成長しています。小さいながら、花が咲いていた木もあります。信じましょう!必ず明るい未来が来ることを!桜の苗木のように少しずつでも成長していける!いつの日か満開の桜の花が見られる!被災地だったことを忘れるような明るい笑顔があふれる地域になることを願っています。
(福島県南相馬市・30代・女性)
心身ともに疲れていたり、寂しかったり、不安だったり、頑張りたいけれど頑張れない、色々な思いがあります。でも誰かはあなたを思っているよ。だから、ちょっとは頑張って、明るい自分の未来を想像して生きてみようって。がんばろう。
(福島県双葉町・50代・小畑一彦さん)
原発事故による避難でふるさとから離れて生活をしている中で、いまでも後悔していることがあります。もっともっとふるさとの写真を残しておけばよかったということです。思い出が少しずつ薄れていくのを感じている時、写真を見るとその時の事が鮮明に思い出されます。ふるさとが変わってしまう事はとてもつらいです。ふるさとを大切にしてください。
(福島県大熊町・40代・森山真澄さん)