虐待相談ダイヤル「189」、担当者が直接対応へ

児童虐待などの電話相談を受け付ける全国共通ダイヤル「189」で、大半の電話が機械の音声案内の途中で切れてしまうことから、厚生労働省は、全体の70%近くを占める携帯電話からの相談は専用のコールセンターの担当者が直接対応する方針を決めました。


90%前後が途中で切れてしまう

去年(平成27年)7月に運用が始まった児童虐待や子育ての悩みを24時間、受け付ける全国共通の相談ダイヤル「189」は、かかってきた電話の90%前後が児童相談所につながる前の機械の音声案内の途中で切れてしまうことから厚生労働省はことし4月、音声案内にかかる時間をそれまでの半分以下に短縮しました。

新たに専用の担当者が直接対応へ

しかし、その後の3か月間に寄せられた相談もおよそ80%が途中で切れていたということで、厚生労働省は、70%近くを占める携帯電話からの相談については音声案内ではなく、新たに設ける専用のコールセンターの担当者が直接対応し、児童相談所につなぐということです。

「直接対応して防止につなげたい」

厚生労働省は、概算要求におよそ4億円を盛り込み、来年度中のコールセンターの設置を目指す方針で、「勇気を出して電話をかけたのに音声案内が長いために切られているおそれがある。直接、人が対応することで、相談を漏らさず、児童虐待の防止につなげるようにしたい」と話しています。

その他の記事
情報・意見はこちら