"処分されていたかもしれない花"を活かした 「紅白歌合戦 花のステージ」

2021年の紅白歌合戦は「Colorful~カラフル~」をテーマに数多くの花がステージを飾りました。その花の一部にはちょっとした「環境に優しいストーリー」が込められていました。

【視聴者から寄せられた声】

  • 環境問題やSDGsのように大きな視点が求められる今こそ、NHKのコンテンツに期待している人は多いのではないだろうか。(メール 年代不明)

NHKでは多くのSDGs関連番組を放送、また、番組制作の現場でもリサイクル品の活用や使用電力の削減など地球環境に配慮した取り組みを重ねています。

●年末の最終営業日の市場で

『大晦日のステージにも環境への気持ちを込めよう』とスタッフが向かったのは、羽田空港近くの大田市場にある花市場でした。

●処分されていたかもしれない花がよみがえる

そこでスタッフが手にしたのは、市場で残念ながら売れ残ってしまった花たち。通常なら処分されていた運命の花が、紅白の会場に運び込まれました。フラワーアーティストの東信(あずままこと)さんの監修により多くの生花が紅白のステージに鮮やかに飾られ、出場歌手たちの歌唱をカラフルに盛り上げたのです。

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【視聴者から寄せられた声】

  • 紅白を見て元気が出た。なかでも、ステージに使われていた生の花が、とてもキレイで素晴らしかった。(30代 女性)
  • ゆずが歌っているときの花のコスチュームが素敵だった。見た目もカラフル、心もカラフル。新しい年を、楽しい気分で迎えられる気がする。(60代 女性)

NHKは今後も番組やネットコンテンツなどさまざまな形で環境を守る取り組みについて発信していきます。

※内容は、掲載当時のものです。