2011年01月19日 (水)今年もよろしくお願いします!


1月も半分過ぎたのに
今頃「今年もよろしくお願いします」ブログ更新?・・・とおっしゃらないでください。
ル!班、しっかり始動してました。
年末30日に「わたしの馬はうるさい馬」を担当したディレクターの うるしやま は
馬シリーズ第三弾を制作するために、帯広で年越し!
ふくしま に一面雪・雪・雪の写真を携帯で送ってくれました。キレイだけど寒そう・・・。

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外気と家の中(北海道の家は部屋がぽっかぽか)の温度差に、ビックリしたそうですが
年末年始の千尋ちゃんと馬の日々を追って
元気に帰ってきました。
2月末の放送に向けて、編集作業をスタート
させたところです。
ル!は、今年も子どもたちが繰り広げる色とりどりの世界を伝えていきます。
今年もル!をどうぞよろしくお願い致します。

それでは明日のル!をご紹介しましょう。新作でブルガリアからです。
タイトルは「悪霊を追い払え」。demon.jpg

 ぼくたちは年に一度、仮面をつくる
 これは男の大切な仕事なんだ
 悪霊が逃げるようなチョー恐いやつ

怖いというか、ユーモラスに見えますね。
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ひとことメモコーナーは、
日本ブルガリア協会事務局長の
峰川佳子さんにうかがった話をもとにまとめました。

今回は、ブルガリアの少年・ビデノフくんが主人公です。ビデノフくんは、「スルバ(Surva)」という 古代から伝わる新年を祝う伝統行事に参加します。その様子は、番組 をご覧ください。

ブルガリアでは、この他に、
新年を祝う行事として、3~16歳の男の子が、しっかりと武装し、暗くて寒い森に新鮮なミズキの枝を収穫に行く(肝試し的な)習慣があります。その枝を男の子たちが持って帰ってくると、各家庭のお母さん、お婆さんたちは、その枝に赤い糸やコイン、ポップコーンなどで装飾します。これを、『スルヴァチュカ』と呼びます。

元旦、少年たちは、家族からスロヴァチュカをもらい、それで、家族の体を軽くたたいてあげます。この『スルヴァチュカ』を少年が持つことは、男としての第一歩、家族を守る責任を意識させるようなものです。ちなみに、日本のようにお年玉やプレゼントはもらいません。

また、ビデノフくんたちは、村でのお祭りに参加した後、その衣装で大きなフェスティバルにも参加します。このフェスティバルでは、スルヴァを伝統的な風習の意味だけに留まらせず、国際仮装大会的なものにしています。これらの風習は、ブルガリアだけでなく、周辺のバルカン諸国にも似たようなものがあるということで、国際フェスティバルにしやすかったようです。

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投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:15:23

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