12月15日、1月12日放送のカラフル!は、スコットランドから
海の生き物が大好きで、研究にはげむアンガスの夢は、大好きなタコに出会うこと。統合運動障害があって思うように動くのが難しいときもあるが、夢に向かって、地元漁師たちのつてをたよりに、挑戦を始める。
『カラフル!』の、海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。今回は、鈴木瑛吉朗さんです。今回の声の出演について、思いを聞かせてくれました!
Q:今回、参加してくれてありがとうございます!声の出演の感想はいかがですか?
自分の顔を出しての演技のときのような、もろ自分ということではなくて、声だけで表現するっていうことで、新しい雰囲気でとても楽しかったです。主役は初めてなので、緊張しました!劇団の先生と、発声練習から始めて、たくさん練習しました。
Q:いちばん努力した場面や、難しかった場面はありますか?
主人公アンガスが、体調がよくなくてソファに寝そべって話すときの声が、難しかったです。間があったりして、タイミングがなかなか合わなくって。がんばって練習しました。声をのどを閉じて、おさえるようなイメージで、静かなトーンで演じました。
Q:印象に残っている場面はありますか?
自分の中で好きだった場面は、水槽に絵を描いているシーンです。アンガスが楽しそうで、絵が好きなのが伝わってくる感じがしました。わたしも絵を描くのが大好きで、特にアニメの絵が好きでよく描いたりします。自分に照らし合わせる感じで、共感できました。心がおどる感じというか、自分が描くときはどんな感じの気持ちかなって、考えながら演じました。うまくいったと思っています!
このシーンもふくめて、アンガスがタコの絵を描く場面がいくつかあるんですけど、タコの特徴を上手にとらえる感じがすごいなって感心しました。今回出てくるタコの絵はもろ現実的というかリアルにも感じられて、アンガスはまた自分と違うジャンルの絵を描いていてすごいなって思います。
Q:最後の、タコに会いに行くシーンはどんな気持ちで演じましたか?
アンガスが会いたかったタコに会うことができて、よかったね…!って思って。この、うれしさや、やったねっていう感情を、声で表現するために、トレーニングをしました。ふだんの生活で、自分が、楽しいときの声や、楽しいことをしたあとの声って、どんなトーンだったかを意識するようにしました。たとえば、わたしはゲームが好きなのでゲームをしたあとの自分の声のトーンに似せる感じです。自分が楽しんでたら、顔にも声にも出ると思うんです。その演じるときの気持ちを大切にしました。ぜひ見てもらえたらうれしいなと思います!
アンガスさんとの共通点を見つけながら、自分に引き寄せて、くふうをして演じてくれたんですね。どうもありがとうございました!
鈴木さんが声の出演をしてくれた「カラフル!『ぼくはいま海の生き物に夢中!』」は、12月15日(木)、1月21日(木) の前9:30- Eテレで放送です。 お楽しみに!