10月3日、10日、17日の「カラフル!」はベルギーから
10月3日、10日、17日の「カラフル!」は「もう一つの祖国の結婚式」
フェティエは、11歳の女の子。 ベルギーに住んでいますが、
アルバニアの血を引く 両親のもとに生まれ、
アルバニアとベルギー2つの国籍を持っています。
毎年夏には家族そろってアルバニアで1か月過ごす
フェティエですが、今年は特別。 アルバニアにいる
いとこの結婚式に出席するのです。 民族衣装を着て、
親戚とダンスを踊ることになっていて、 フェティエは
ダンスの練習に励んでいます。
結婚式を前に、フェティエは自分の結婚についても
考えるようになりました。アルバニアでは伝統的に
見合い結婚が多く、フェティエの両親が結婚するころは、
女性に相手を選ぶ権利がなく、父親の認める相手と
結婚するしかなかったのです。フェティエのお母さんも そんな一人。
自分は幸せだとお母さんは話すけど、
フェティエは恋愛結婚がしたいと思っています
そして結婚式当日、民族衣装に身をまとったフェティエは
上手にダンスを踊れるでしょうか。そして、結婚式で
どんなことを感じるのでしょうか?
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回、フェティエの声を担当したのは、酒井蒼澄さんです。
祖国が2つある、という状況や結婚式に出た経験も ないので、
フェティエを演じるのはとっても難しかったそう。
「自分はふるさと、と呼べるところがあまりないので、
2つも大好きな国があるってことは、素敵だなって
思いました。いつかベルギーにもアルバニアにも
行ってみたいなって思います」。
Q.父親が決めた相手と結婚する、というアルバニアの
伝統についてはどう思いますか?
「今もこういう伝統があることにびっくりしました。
私は親に決められた結婚なんて嫌です、
恋愛結婚したいです」。
Q.フェティエさんはどんな女の子だと思いますか?
「私よりも年下だけど、自分の考えをしっかり持っていて
それを親にも言えるっていうのがすごいなって
思いました。私はたとえ親の言うことに納得
できなくても、それを正面から言えないかも。
あ、あとフェティエの好きな人のタイプが、
『家事をしてくれる人』というのは、
私も一緒です。うちのお父さん全然家事やらないので笑」。
将来の結婚について向き合いながら、
2つの祖国を愛するフェティエさんの暮らしを
ご覧ください!