2019年5月

5月16日と23日の「カラフル!」はドイツから


5月16日と23日の「」は「レインボーファミリー」 

 

ドイツで暮らすヤーネ(12歳)の両親は1年前に離婚。

理由は、おかあさんが女性を好きになったから。

今は、おかあさんとパートナーが暮らす家と、お父さんの家を

行ったりきたりして暮らしています。

 

 ヤーネはお母さんの同性愛を受け入れながらも、

両親が離婚したことで、家族がバラバラになってしまうのでは、

と心配しています。


そんな中、ヤーネは生まれて初めて、教会のグランドピアノで演奏することに。

ヤーネはその演奏会に、お母さんとパートナーはもちろん、

お父さんと新しくできた恋人など、家族全員を招待しました。

 

ヤーネの演奏に、家族はどんな反応を見せてくれるのでしょうか?

 

 

今回、ヤーネの声を担当したのは、櫛谷知花さんです。

 

複雑な家庭環境で育つヤーネを演じるのは、とても難しかったそうです。

 

「同性愛やLGBTのことは学校の保健の授業で習ったので、

知ってはいたけど、身近にそういう人がいないので、

置かれてる環境が違い過ぎて

ヤーネの気持ちになるのはとても難しかったです。

ヤーネの表情とかを見ながら、彼女の気持ちを想像しながら演じました」

 

Q.ヤーネさんはどんな子だと思いますか?

 

「とっても強い子だと思います。きっとつらいこともあるだろうに、

落ち着いてお母さんとも会話できてるし、気まずくもなっていない。

笑顔が素敵な、女性のかがみみたいな人だと思います。

わたしもヤーネのように強くなりたいです」

 

Q.ヤーネを演じてみて、得たものはありますか?

 

「もし私がヤーネだったら、ショックから立ち直れないかも、って

最初思いました。でも、面と向き合って相談できる友達や家族、

ピアノのように打ち込めるものがあることで、

ヤーネも支えられてるんだと気づきました。

抱えてる気持ちを話したり、相手の気持ちを理解することが

大事なんだって思いました。」

 

家族の形が変わる中でも、笑顔を絶やさない

ヤーネの暮らしをぜひご覧ください。

 

 

投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:09:25 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク

ページの一番上へ▲