明日のカラフル!は・・・
みなさん、こんにちは。
「目標は笑顔」を担当した、ディレクターのかわせです。
私がこの文章を書いているのは2012年9月11日。
去年3月に起きた東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)から、
1年半がたちました。
みなさんは、あの日のことをまだ、おぼえていますか?
1年半たった今、
震災はもう、『過去(かこ)のこと』になっていませんか?
正直、私はそうです。
テレビや新聞、インターネットなどで「震災」という言葉を目にしても、
何だか他人事のようで、ピンとこなくなってしまいました。
「あ、自分もそうかもしれない・・・」と感じる人に見てもらいたくて、
今回の番組は作りました。
番組の主人公である朝日ちゃんは、福島県南相馬市出身です。
朝日ちゃんが今夢中(むちゅう)になっていることはマーチングバンドで、
震災前は仲間と共に毎日練習をしていました。

しかし震災後は、
放射能(ほうしゃのう)の影響(えいきょう)を心配して、
会津若松に避難(ひなん)することに。
友達とは、はなればなれになってしまい、
マーチングバンドの練習も思うようにはできなくなってしまいました。
そんな状況の中で朝日ちゃんが見つけた目標が、『笑顔』です。
番組では、「避難先の会津若松」と、
「ふるさと南相馬」の2つの場所を大切に生きている
朝日ちゃんの笑顔に注目してください。

さてここからは、撮影(さつえい)の裏話(うらばなし)。
朝日ちゃんの一番好きなこと・・・実はマーチングバンドではありません!
では一体何か・・・
答えは、『食べること』です。
朝日ちゃんは、とにかくよく食べます。
私たちが撮影におじゃました日の午後は、
わずか30分の間に

カメラでは撮影しませんでしたが、
この後、水まんじゅうとチョコも食べ、計6食!
そのときの朝日ちゃんの表情(ひょうじょう)は、もちろん笑顔。
何とも幸せそうです。
そんな朝日ちゃんの姿(すがた)を見て、
ふだんの何てことない時間こそが、すばらしいなと改めて思いました。
震災でなくしたものは多いけれど、
気付いたこと、えたこともきっといっぱいあると思います。
番組では、そうしたことも感じてもらえるとうれしいです。


投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:11:54 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
明日のカラフル!はドイツから
明日のカラフル!は「マルテ~水泳と転校~」。
主人公は腕に障害があるドイツの男の子です。
今度 体育学校に転校する
そしたら毎日でも泳げるんだ
だけど友だちができるかどうかすごく心配
主人公・マルテくんの吹き替えを担当した
大宮脩平くんにナレーション収録の感想を聞きました。

ドイツ語と日本語の音声の長さが違うので合わせるのが大変でした。
主人公のマルテはとても努力家で、
身体に障害があっても自分の頑張り次第で
いろんなことが克服できると感じました。
マルテくんは体育学校に転校することになりました。
一番の心配は新しい友達とうまくやれるかどうか。。。
実は大宮くんも去年の9月に転校しました。
初めは不安だったけど、
仲間に入れてもらえるように自分から話しかけたりしました。
積極的に話しかけた甲斐あって、
すぐにみんなと仲良くなれたそうです。
マルテくんは新しい学校に馴染むことができるのか?
大宮くんの吹き替えでお楽しみください。

投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:15:07 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
明日のカラフル!はギリシャから
明日のカラフル!は「夏を楽しみたい」。
主人公はギリシャの男の子です。
5歳のとき プールでおぼれそうになった
水がこわいから 夏はちっとも楽しくない
だけど今年こそ泳げるようになりたい
主人公・バシリスくんの吹き替えを担当したのは仁木貴之くん。
おぼれるという怖い経験をしても、
泳ぎたいという思いで頑張る主人公は心が強いと感じました。
カラフルの吹き替えで主人公を担当するのは今回が初めて。
そんな仁木くんにおばあちゃんが
「まず画面を見ないで台本をきちんと読んで、
自分で状況を想像してから、画面を見てあわせてみたら?」
とのアドバイスをしてくれたそうです。
そこで仁木くん、主人公がプールの中に入るときは
自分がこわくてあせっているときの状況を思い出しながら
ナレーションしたそうです。
最後に仁木くんから視聴者のみなさんへメッセージ
もし何か出来ないことがあったり、苦手なことがあっても、
あきらめずにチャレンジすることの大切さが伝わればなと思います。
主人公バシリスくんは泳げるようになるのか?
仁木くんの吹き替えでお楽しみください。

投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:12:12 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
あしたのカラフル!は自転車に乗れない女の子が主人公
みなさん、こんにちは!
『わたしだって 乗りたい』を担当した
水戸放送局ディレクターのみついです。
突然ですが、【初めて自転車に乗れた日】のこと、
みなさんは覚えているでしょうか?
親にお願いして教えてもらった?
友だちに頼みこんで練習した?
ひとり淡々と走り続けた?
ひとりひとり形は違うかもしれませんが、
その努力は万国共通、多くの人が通る道だと思います。
実際私も、小学校低学年の頃、
学校の校庭で父に自転車を押されながら練習を繰り返しました。
練習開始直後から転倒の連続。膝をゲガし、
それはもう痛くて痛くて「きょうはやめようよ」と弱音を吐き続けました。
それでも、2日目にはなんとかバランスを取れるようになり、
自分の力だけで進むことができるようになりました。
自転車特有のスピード感、父の手を離れたという達成感…
それまで感じたことのない爽快な気分に、
嬉しさを押さえ切れなかったのを覚えています。
さて、今回の主人公・愛結実(あゆみ)さんは、
小学校4年生となったいまも自転車に乗ることができません。
しかし、夏休みに入り、周りの友だちはどこへ行くのにも自転車。
愛結実さんはひとり歩くしかありません。
暑い日は、特に大変です!
炎天下のなか、友だちを追いかけるため、
汗びっしょり。愛結実さん、遊ぶ前に疲れてしまいます。
「どうしても自転車に乗りたい!」思いが募った愛結実さんは、
意を決して、仕事で忙しい父親に練習のお願いすることに…。
(自転車の練習をする愛結実さん)

(愛結実さんの家族とクルー:筆者は一番右)
果たして愛結実さんは、練習に付き合ってもらうことができるのか?
そして、自転車に乗ることができるのか?!
小学4年生のひと夏の挑戦を追いました。
是非ご覧ください!

投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:14:42 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク