気仙沼の隼弥くん その後の情報①
ふくしまです。
気仙沼の隼弥くんに関する続報です。
深夜、読売写真センター長さんからメールとブログにコメントをいただきました。
現地で取材を続ける中根記者(写真を撮影した人です)と連絡をとってくださり、
写真の男の子は龍弥くん(小5)という名前で、隼弥くんではないことがわかりました。
龍弥くんは11日の津波当日、
気仙沼市潮見町の気仙沼中央公民館に避難。
けがもなく、13日朝には、
東京消防庁のヘリに救助され、
避難所の気仙沼市総合体育館に搬送されたとのことです。
読売写真センター長さん、中根記者とも、
隼弥くんの情報が入れば、伝えてくれるとのことでした。
吉報をお待ちしたいと思います。
震災後、いちばんの寒さだという気仙沼。
隼弥くんと家族の皆さんと、どこか安全な場所にいてくれればと願います。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:14:17 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
気仙沼の隼弥くん情報
ふくしまです。
カラフルHP(ブログ前記事 同文)のプロデューサーの福井からの告知に、
昨日、視聴者の方から早速メールをいただきました。
連絡のとれなくなっている、気仙沼に住む隼弥くんに関する情報でした。
地震翌日の読売新聞朝刊によく似た男の子が載っていたというものです。
NHKに保存されていた新聞は「早版」と呼ばれる最初に刷られるもので、
メールを下さった視聴者の方のお宅に届いたものとは紙面数が違い
こちらですぐに確認することが出来ませんでした。
そこで新聞社に問い合わせせたところ、
読売ニュース写真センター長さんのご厚意により、
迅速に掲載された写真を送っていただきました。
新聞に掲載された写真はこちらです。
3月11日に気仙沼中央公民館の屋上で写されたものです。

(↑ 読売新聞提供 3月12日朝刊 23面掲載写真)
視聴者の方が、隼弥くんではないかと思われたのは、右端に写る男の子です。
(← 読売新聞提供 3月12日朝刊
23面掲載写真 部分拡大)
確かに特徴は似ています。
しかし、取材をしてから1年ほど経っていて、
隼弥くんがどのように成長しているかわかりません。
隼弥くんは元気だと
完全に安心できないのが実情です。
こうして、写真を掲載し広く見ていただくことで、
なにか情報が得られればとも思っています。
それにしても、私たちと同じ気持ち
またはそれ以上に、
出演した子どもたちの事を心配してくださり、
すばやく情報を寄せてくださった視聴者の方に、
心より感謝したいと思います。
被災地から遠く離れた私たちには、
心配することしかできない現状ですが、
その思いの熱が寒い東北に少しでも伝わることを祈ります。
また、この場を借りて、隼弥くんへの思いをくんでいただき、
特別にお取りはからいいただいた読売ニュース写真センター長さんに
深くお礼申し上げます。
この記事を掲載後のコメントが、読売ニュース写真センター長さんから届きました。
(この記事の次に記載)
この写真の男の子は、
隼弥くんではなく龍弥くんという男の子であることです。
引き続き、隼弥くんの無事を祈りたいと思います。
(3月17日 記)
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:17:57 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
コメント(1)
プロデューサー 福井より
東北地方太平洋沖地震に被災された方々には
心よりお悔やみを申し上げます。
教育テレビは震災報道に対応するため、
カラフル!の放送は休止になりました。
今後の予定は、決まり次第、このページなどでお知らせします。
私(プロデューサー・福井)も、
阪神淡路大震災で親戚が被災した経験があります。
当時、そしてその後に起きたことを考えると、
東北地方の方々へどのような言葉をおかけしてよいのかわかりません。
カラフル!で登場した子どもたちのうち、
交通事故で父をなくし、祖父の仕事に挑戦する聖葵くん
(宮城県栗原市・2009年10月放送)と家族の無事は確認されましたが、
仮面ライダーと漁師の父親を尊敬する隼弥くん
(宮城県気仙沼市・2010年2月放送)の安否が確認できていません。
ご無事であることを祈るよりなす術がありません。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:11:23 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
「天上の歌」反響は続きます

昨年の11月18日の放送以来、
お問い合わせやメッセージをたくさん頂いている
「天上の歌」(スロベニア)。
今回は、妹アナさんと一緒に弾いていた曲の
お問い合わせが
ユッピーさんよりありました。
ロシアの作曲家チャイコフスキーのバレエ音楽
「くるみ割り人形」の中から
「葦笛の踊り」という曲です。
もともとはオーケストラ編成の曲で、
ピアノ連弾用に後に編曲されたものを
2人は弾いていたと思われます。
可愛らしい曲でしたよね。
(ふくしま 音大卒ですぐに答えられてヨカッタ)
番組スタッフも検索力に脱帽の
miwaさんからの書き込みコメントでわかったのですが、
アンドラーシュくんと妹アナさんはピアノ連弾で金メダルを獲得したそうです!
「葦笛の踊り」を弾いたのでしょうか・・・・想像が膨らみます。
次回のカラフル!は、
病院の壁をカラフルな絵で埋め尽くそうと考える男の子が主人公。
「色をぬろう」(キプロス)です。
来週の水曜日に改めてご紹介します。お楽しみに!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:12:01 | カテゴリ:おたより | 固定リンク
大切なお知らせと明日の放送
みなさん、こんにちは。
今日は先ず、カラフル!をご覧のみなさんに大切なお知らせがあります。
新年度から、以下のように放送曜日と時間が変わります。
"早起きして良かった~"と思えるステキな子どもたちがたくさん登場します。
3年目のカラフル!、どうぞよろしくお願いします。
(録画予約をしてくださっていた方は、変更をお忘れなく。)
それでは、明日のカラフル!をご紹介します。
昨年の10月28日に放送以来、たくさんの反響をいただいた
「どんどん絵を描きたい」を再放送します。
了禅くんの近況を ディレクターこぼり に聞いたところ、
番組取材後も、新作を数点製作。
テーマはやはり動物で、
キリンの悲しそうな表情を描いた"上から見る切なさ"など
独特のセンスを存分に発揮しているそうです。
2月末から3月頭にかけては、
大人のアーティストたちと共に地元の展覧会に参加。
今後の更なる活躍が期待されます。
展覧会準備のために、これまでほとんど休みなしで絵を描いていたため、
了禅くんは今、とにかく遊びまわる日々を送っているとのこと。
明日、3月10日(木曜日) よる7時35分~7時50分
「どんどん絵を描きたい」
是非、ご覧ください!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:15:18 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
明日のカラフル!はギリシャから

NHKの近くに、早咲きの桜があって、
そこにミツバチがとまっていました。
柔らかい光さす日と
雨の日を繰り返しながら
季節は春へ向かっています!
先日、番組宛にメールをいただきました。
大学生のマーヤさんからです。
何気なく見た、「カラフル!」の
『聞こえない歌』に、
とても感動しました。
この番組を見たとき、私は家を離れていたため、
寂しさとその時の状況の辛さで挫けそうな時でした。
家を離れてみて、両親や友達の言葉や存在を
こんなに恋しく思うものなのだと改めて感じていました。
しかしこの番組のアビブ君はどんなに辛く悲しい時も、楽しい時も、
両親の声は聞けず、両親もまたアビブ君の声を聴くことができません。
そして手話ができなければ会話もできません。
けれどもアビブ君は両親のために強くたくましく生きていました。
そして、歌の発表の時、しっかりと手話をやってのけた弟君。
この二人の姿を見て、両親はどれだけ喜んだことでしょうか。
私は、この2人の姿を見て、自分がどれだけ両親に甘えて育っていたのか、
どれだけ両親に頼って生きてきたのか、と考えました。
アビブ君の生き方に、とても感動し、一人テレビの前で泣いていました。
親の優しさや言葉は誰しも求めていても、得ることができるのは本当にわずかで、
本当に幸せなことだと思います。
親から離れてみて、周りの人の優しさを更に強く、敏感に、
そしてありがたく感じるようになりました。
私も、誰かが辛い時や悲しい時、言葉をかけてあげたり、
少しでも心癒される存在でありたいと思いました。
アビブ君の強さと両親への思いやり、
そして最後に歌ったマイケル・ジャクソンの歌「Heal the world]で、
「青空にするのは 自分次第 けっしてあきらめない」という歌詞が、
「一人ぼっち」だった私を救ってくれました。
この番組を見ることができて、本当に良かったです。
私のこれまでの生き方を改めさせてくれた、アビブ君。
辛い時に勇気づけてくれた「Heal the world」、
そして、この番組を作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
たった数十分の番組に、こんなに感銘を受けたのは初めてでした。
これからも、素晴らしい子どもたちの生き方を私たちに伝えてください。
マーヤさん、メッセージをありがとうございました。
「春」は卒業や新生活スタートの時期。
自分自身を見つめ直す時間を持てる時かもしれません。
そこに、カラフル!があったとしたら、とても嬉しいです。
明日のカラフル!は、ギリシャから。
「全力で挑戦してみる」です。
家のまわりはごみごみしててサイアク
だから私の家をキレイにしたい
家族みんなでリフォームするよ!

お楽しみに!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:14:25 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク