今日のカラフル!は日本賞受賞作品です
今日のカラフル!は、「メーレ ~小さな彫刻家~」です。
わたしは彫刻が得意。
こんど2mの木の作品に挑戦するの。
すっごく大変。
だけど、もっと大きくても大丈夫だよ。
「メーレ ~小さな彫刻家~」は、
第36回日本賞 (児童向けカテゴリー部門)に輝いた番組です。
日本賞は、1965年に、教育番組の国際コンクールとしてNHKが創設したものです。
「世界の教育番組の向上と国際的な理解・協力の増進」という目的を掲げ、
教育番組の発展に寄与してきました。
世界各国から集まった、予備審査を通過した作品の中から
世界の優秀な番組制作者や教育関係者により審査され、
賞が決まります。
オランダの放送局が制作した番組なので
吹き替えを小学6年生の薗佳波(そのかなみ)さんにしてもらいました。
薗佳波(そのかなみ)さんからのメッセージです。
これまで、カラフル!で
少しだけ吹き替えを担当しましたが、
主役は初めてでした。
とにかく、セリフが多いのに戸惑いましたが、
それだけにやりがいがありました。
主人公のメーレは、
彫刻をしながらギターに挑戦したり、
バレーボールでも頑張っているようなので、
「頼もしい感じ」の吹き替えを心がけました。
私もクラブでバトミントンをやったり、
塾に通ったり、頑張っていますが、
同い年のメーレがいろんなことに
本格的に挑戦するのは
すごいなと思いました。
メーレが尊敬する大人として、
マルコという彫刻家がでてきたけど、
私にも頼りになる大人が身近にいます。
それは、学習塾の算数の先生です。
勉強するときは真剣に厳しく、和ませる時はとってもおもしろくて、
何でも相談できる大人です。
メーレも、「マルコは先生で友達」と言っていましたが、
その気持ちはよくわかります。
頼りになる大人が身近にいることは、とっても大切だと思います。
是非、ご覧ください!

投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:12:17 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
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明日のカラフル!主人公は がんばる真優(まゆう)君
明日のカラフル!は・・・・
国語の読み取り、大なわ、ミニテスト・・・
学校には、苦手なものがいろいろある。
毎日がんばりすぎて、気絶しそう・・・
「今日も もちろん がんばっています!」です。
それでは、担当したディレクターからのメッセージをどうぞ。
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こんにちは!
「今日も もちろん がんばっています!」を担当した、
ディレクターのくさがやです。
今回の主人公は、真優(まゆう)くん。
横浜の小学校に通う4年生です。
ユーモアがあって、まじめでがんばり屋で、いやし系。
一緒にいると自然とニコニコしてしまう、そんな男の子です。
真優くんには、「自閉症」という生まれつきの障害があります。
この言葉、みなさんは聞いたことがありますか?
自閉症は、外から見ただけではわかりにくい障害です。
ものごとの感じ方や考え方に特徴があります。
たとえば、“人の気持ち”や“雰囲気”など、
目に見えないものを理解するのが苦手です。
だから、ほかの子だったら
「言わなくても分かるよね」と思うようなことも
なかなか理解できません。
それから、予測がつかないことが苦手です。
だから、初めてのことにとりくむときや、
急に予定が変更になったりしたときは、
不安で不安でドキドキしてしまいます。
そんな真優くんの学校生活は、
「まるで障害物競走のよう」です。
授業でも、それ以外の活動でも、
予定の変更はあるし、「初めての経験」の連続。
ほかの子にとってはなにげない日常でも、
真優くんにとっては大事件ばかりです。
でも真優くんは、
「たいへんですよ」「どうしよう・・・」とため息をつきながら
ひとつひとつに一生懸命とりくんでいました。
なんで、真優くんはこんなにがんばることができるんだろう?
撮影しながら見つけた答えのひとつは、
「真優くんには味方がいっぱいいるから」です。
番組では十分に紹介できませんでしたが、
学校の友だち、先生、家族、地域の方々やピアノの先生まで、
みんな真優くんのことが大好きで、
真優くんが困っているときには、
さりげなく助けてくれたりしていました。
「さりげなく助ける」というのは、けっこう難しいことです。
真優くんがどんな子で、何が苦手なのか、
ちゃんと分かっているからこそ、できることです。
みんなが味方だから、真優くんはがんばれる。
真優くんががんばるから、みんなが味方になる。
そんなすてきな関係を発見しました。


撮影には、いつも、協力的だった真優くん。
「今から宿題を出しにいきます」「次は国語の時間です」
「トイレに行ってきますので少々お待ちください」などなど、
なにかあるたびに私たちに説明してくれました。
「カメラとマイクをこっちに向けてください」と指示してくれたことも!!
もちろん、スタッフ3名、素直に「ハイ」と従いました。
(写真は、真優くんの家にて、お姉ちゃん・真優くん・妹さんとスタッフ3名)
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是非、ご覧ください。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:13:55 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
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2010年最初の新作は学校新聞の小5記者が主人公!
2010年 皆さんはどんな新年を迎えられましたでしょうか。
カラフル!班、元気に始動開始です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
明日、14日は新作 “がんばりマン”をさがせ です。
ぼくは学校新聞の記者。
今度、“がんばりマン”
という企画をやることになった。
“がんばりマン”を探さないと・・
大分局のディレクターひぐちが担当をしました。
それでは、早速ひぐちからのメッセージを・・・。
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みなさん、こんにちは!
「“がんばりマン”をさがせ!」を
担当した ひぐちこういち です。
今回の主人公は、
校内新聞の記者をしている小学5年生の大雅(たいが)くんです。
大雅くんが通う大分大学教育福祉科学部附属小学校には、
半世紀ほど前からほとんど毎日発行している子どもたちの
手作り新聞があります。その名も「附小(ふしょう)スピード新聞」。
新聞を作っているのは5,6年生の子どもたち20人ほど。
5つの班に分かれ、5日間に一度のペースで全クラスに発行しています。
記事は「夏の星座特集」や「涙はなぜでるの?」など。
子どもたちは
ふだんの生活の中で感動したことや疑問に思ったことを取材し、
書いていきます。
大雅くんは毎日、ネタ探し、取材、原稿書きと新聞作りに大忙し。
仲間との話し合いの中では、
「そんな記事は誰も読まん」
「これは時期的にぴったり」
「どうやったら読んでもらえるやろう」などの意見が飛び交い、
大雅くんは読み手を意識した新聞作りに余念がありません。
でも、たまには「息抜きも必要だからね」と、友だちとサッカーを楽しむことも。
大雅くんが新聞作りを始める動機になったエピソードをひとつ紹介します。
大雅くんは一年生の時、新入生紹介の記事のため、
当時の上級生の新聞記者に取材を受けたことがありました。
大雅くんにとっては、これが取材を受けた初めての体験。
その時の新聞には本人の写真とともに、
将来の夢など大雅くんの紹介記事が載りました。
「取材されてうれしかったから、取材する側になりたい」。
大雅くんは、この経験から新聞作りをしたいと思うようになったそうです。
しかし、毎日しめきりに追われ、
苦労して書いた記事も先生から厳しい指摘を受け、
書き直しも少なくない新聞作り。
それでも続けるのはどうしてかと聞いたところ、
大雅くんは「全校の子どもたちが新聞を楽しみにしてくれているから」
と答えてくれました。
新聞作りを通して成長していく大雅くんの姿を見て、
自分が同じ小学5年生だった頃と比べて、素直に「すごいな」と思いました。
みなさんはどうごらんになるでしょうか?
ご感想をぜひ、ブログで教えてください!
いただいた感想は大雅くんにも伝えます!
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投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:11:00 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
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