「通る声」大調査!

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    あと
  • 募集期間 07/0308/20

研究に参加しよう!

『ポップアウト・ボイス』を調べてみよう!

  • <事前準備>

    ●録画ができるスマートフォン
    ●読み上げる原稿の用意
    録画するスマートフォンを見ながらではできません。書き写す、印刷する等して、用意してください。
    ●最適な録音環境
    室内で録音し、周囲の音が入らないような、静かな場所で録音してください。扇風機やエアコンの近くはなるべく避けてください。

    スマートフォンのカメラ機能で「ビデオ」を立ち上げます。

    スマートフォンを口元の高さになるように水平に持ち、顔と15~20㎝ほど離して、斜め30度の位置に構えます。
    (顔はスマホの方向ではなく、正面を向きます。)

    録画ボタンを押して、下記の原稿を読んでください。

    てるもこ
    たかさら
    みーむちょ
    レ〜ロレロレロ
    鯖貴族さばきぞく
    スルメがまっただなか
    みんなの爪残つめのこ
    かがみなか盆踊ぼんおどまつり
    たのしみにしてたゴミ箱卓球ばこたっきゅう
    夏休なつやすみのカチカチやま
    原稿をダウンロード
    【注意点】
    ・文章と文章の間は、約1秒、間隔をあけてください。
    ・2~3m先の人に聞こえるように、はっきりと読み上げてください。音が割れるため、叫ばないでください。
    ・あいさつをするときと同じくらいの速度で読み上げてください。

    録画した動画を、下記から投稿してください。

  • 調査の目的

    騒がしい飲食店で店員さんを呼んだ時に、
    声が届く人と届かない人の違いってどこにあるのだろうか。こんな身近な疑問から始まったのが“通る声”の研究になります。

    人混みの中でも、目立って聞き取りやすい声をポップアウト・ボイスと言います。その実体はまだまだ謎に包まれています。「よく通る声=高い声」と思われがちですが、低くても通る声は存在します。

    そのため、より多くの人の声を分析して、”通る声”の特性を突き止める必要があります。

    「自分の声は通らない」と思っている人、
    「自分の声は通る」と思っている人、どちらでもない人、たくさんの声を送ってください。
    分析の結果から、自分でも気づいていなかった人が、ポップアウト・ボイスの持ち主になるかもしれません。

    たくさんの皆さんのご協力をお待ちしています。

    調査結果を送ろう
  • 北村達也 (甲南大学 知能情報学部 教授)

    北村達也 (甲南大学 知能情報学部 教授)

    <研究分野>
    音声科学、音声処理技術

    <経歴>
    山形大学工学部卒。北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了。
    同博士後期課程修了。博士(情報科学)。
    静岡大学情報学部助手、国際電気通信基礎技術研究所人間情報科学研究所主任研究員などを経て現職。
    音声の生成・知覚のメカニズムとその工学的応用に関する研究を行う。