2021/9/7
いよいよ9月
セミのシーズンはまだまだ続きます!
日本セミの会

今年は各地で早い梅雨明けとなり、夏のセミたちも平年より一週間ほど早く姿を現しました。また、山地でみられるエゾゼミ類は、今年は比較的発生が多いようでした(年によって多く発生する年や、まったく見られない年があります)。
【エゾゼミ(オス)】
外来種「タケオオツクツク」は皆さんの地域で新たな発見場所はありましたか?
もしも、みつけた方がいらっしゃいましたら、ぜひシチズンラボに情報をお寄せください!埼玉県川口市の生息地では、7月の終わりに羽化をするために地上を歩く多くの幼虫が観察されました。
【タケオオツクツク(ともにメス)の幼虫】
皆さんは今夏、セミの羽化を観察することはできましたか?幼虫から大人(成虫)になる瞬間はとても神秘的な姿で思わず見とれてしまいます。
【アブラゼミの羽化】
9月となりました。秋雨前線の影響で気温の低い日が続き、セミもだいぶ減ってきましたが、まだまだセミ・シーズンは続きます!
平野部ではツクツクボウシが、山地では秋のセミ、チッチゼミがみられます。アブラゼミは10月にも観察されることがあり、「遅い出現」としての記録となります。
【ツクツクボウシ(オス)】
沖縄地方ではクロイワツクツクやオオシマゼミが11月頃まで観察できます。沖縄地方にお住まいの皆さん、ぜひセミ大調査にご協力ください!
シチズンラボ「セミ大調査」は10月31日まで続きます。
全国各地からの「セミ情報」をぜひお寄せください。皆さまからの投稿をお待ちしております!