『真下に持つ/斜めに持つ』2つの持ち方を調べてみよう!
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<用意するもの>
●線香花火2本以上(マッチのようなスボ手タイプは使用しないでください)
●ロウソクなど ●水を入れたバケツ ●ごみ袋
●ストップウォッチ(スマホでも可線香花火)調査は2人以上で[花火をする人][記録する人]と、それぞれ役割を決めてください。
まず、真下に持って線香花火を行います。
2つのことを調べてみましょう。●火をつけて燃え始めてから、火が消えるまでの秒数を計測してください。
●最後はどうやって終わりましたか?
火球が落ちたでしょうか? それとも落ちずに火が消えたでしょうか?
その様子を観察しましょう。※「燃え始め」は、火が付いた瞬間から。
※「火が消える」とは、「ぽとりと落ちる」「火が見えなくなる」など、手持ちのものから火がなくなるまで。
次に、斜め45度に持って、線香花火を行います。
2つのことを調べてみましょう。●火をつけて燃え始めてから、火が消えるまでの秒数を計測してください。
●最後はどうやって終わりましたか?
火球が落ちたでしょうか? それとも落ちずに火が消えたでしょうか?
その様子を観察しましょう。 -
線香花火を楽しむ時に、「どうすれば火が消えずに長持ちするか?」と考えたことがある人も多いと思います。
いろんな条件を変えることで、長く持つ方法はあると言われていますが、実は花火を持つ「角度」に関しては、線香花火を作っている花火職人も、花火を研究している専門家も、意見が分かれていて、誰もその答えはわかりません。
「真下に持つ」か「斜めに持つ」か、この2つの持ち方を比べてみて、どちらが長持ちするのかを比べてみてください。そして、なぜそうなるのか考えてみてください。
美しくもはかない線香花火、実はまだまだ謎に包まれています。
この夏、線香花火をじっくり楽しみながら、その奥深い世界をのぞいてみましょう! -
●広い場所で、必ず大人の人と一緒にやってください。
●風の強い日は、調査をやめましょう。
●花火に書いてある遊び方をよく読んで、必ず守りましょう。
●花火を人や家に向けたり、燃えやすいもののある場所で遊んだりしないようにしましょう。
●衣服に火がつかないように注意しましょう。
●“迷惑にならない”時間や場所を考えましょう。
●ゴミは必ず持ち帰りましょう。