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2016年04月22日 (金)
普通の人はちょっと驚く「藤里町のアタリマエ」とは?
「お母さん。アナタの反応は、とても変です」
楽しい家族ドライブで、里帰り中の長男に言われました。
見知らぬ車(人)とすれ違ったらフツウは驚くし、誰だろうと不審に思うのはアタリマエですよね?
とても可愛らしい嫁や孫たちと違って、長男はとても偉そうです。
「お母さん。公道は、アナタの知らない車が通るのがフツウなのです」
???という訳で今回は、藤里町の常識について、その常識をきちんと学べる「藤里体験プログラム」について、お話しします。
メインストリートの日常光景・その1。
歩行者天国ではありません。ただ、藤里の歩行者は自由なのです。
メインストリートの日常光景・その2
歩行者が道の真中を歩くのは当たり前。車を止めて立ち話もあり。皆さん自由です。
薄々お気づきでしょうが、藤里町は田舎です。それでも、藤里社協には全国から多くの若者が訪ねて来ます。東京の某有名私大のサークルは、10年以上も藤里訪問を続けています。雪かき体験や老人バレーチームとの本気の対戦や座談会への参加等、多くの町民が彼らを大歓迎しますが、見知らぬ若者の集団を見かけたという、不審感もあらわな目撃情報も多いのです。ところが、社協のお客様と分かった途端に皆さん、豹変します。「それが分かっていたら、○○に連れて行ってあげたのに、ご馳走してあげたのに」と。
不審者から一瞬で知己に代わる心理システムは解明できませんが、社協の「藤里体験プログラム」受講生になった途端、よそ者から身内扱いになることは請け合えます。それがアナタにとって喜ばしいかは分かりませんが、貴重で得難い体験になることは確かです。身内扱いの田舎体験は多分、何度藤里町を訪れたとしても、何年住んだとしても、通常では体験できない筈ですから。
藤里のおもてなし部隊は紫Tシャツを着ること!
そんな不文律があって皆さん、マイTシャツ持参です。
紫Tシャツを着た福岡県人や大阪府民がいつの間にかまぎれこんでいます。
「藤里体験プログラム」は長短4つのコースがあり(詳しくは藤里社協ホームページでご覧ください)、そのうちの完全オリジナルの「藤里体験カリキュラム」は只今受講生募集中で、おススメです。
町内の豊富な講師陣が自慢です。農家に大工に郷土史家に、居酒屋に葬儀屋に酒屋に写真屋に、とにかく雑多で豊富です。大真面目な講義内容と多彩な演習・実習が自慢です。講義内容は講師にお任せしておりますが、渾身の力を込めた本気度が伝わります。2か月の「藤里体験カリキュラム」を終えた時、アナタの人生観は変わっているかもしれません。
葬儀屋さんの演習は祭壇の組み方!
床屋さんでの実習
そして、町内の老人クラブさんやボランティアのお姉さま(私より年長という意味)たちに、受講生のおもてなしはくれぐれも宜しくとお願いしておりますから、多分、貴重な体験が出来る筈です。藤里弁を理解できたなら、それなりに楽しい体験になるかも知れませんが、その辺は保証の限りではありません。
農家レストランでは焼き肉の食べ放題?!藤里のおいしいモノを知るためだとか・・・・
「町民全てが生涯現役を実践する事業」に向けて、今年度社協は温泉付き施設の運営を始め・・・・
広大な圃場も手に入れ・・・・。さてどうなる
「まさか、会長、何も考えていないとか?!」
つづく・・・・・