福祉にも"経営"を
こんにちは。4代目です。
東京パラリンピックを機に、さまざまな番組が放送され、以前より競技や選手のことに詳しくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さかのぼること半世紀以上前、1964年の東京パラリンピック。
大会を記録した映像では、「日本選手の大多数は病院や療養所の入院患者であり、外国選手は社会人であるという環境の差がある」と語られています。
その頃日本では、障害のある人は保護されるべき、との考えが根強く、仕事をしている人は決して多くはありませんでした。
こうした状況を憂い、障害者の自立支援に立ち上がった人物が、小倉昌男です。
あれ?小倉昌男って、前回、“宅配便の生みの親”として紹介したあの人じゃ!?
毎週知恵泉をご覧いただいている皆さんは、そう思ったことでしょう。
実は、小倉昌男は、福祉の分野に「経営ノウハウ」を持ち込んだ人物でもあるのです。
ということで、前回に続いてお伝えする「小倉昌男」。次回は福祉編です。
ご来店は・・・
俳優・ボランティア団体代表の東ちづるさん
お笑い芸人の塚地武雅さん
津田塾大学客員教授の村木厚子さんです。
俳優・タレントとして活躍しながら、誰も排除しない「まぜこぜの社会」を目指そうと、ボランティアのエンタメ団体での活動を続けてきた東ちづるさん。
そんな東さんが、障害者の自立に向けて奔走した小倉昌男に知恵をどう読み解くのかお楽しみに!