2019年10月21日 (月)災害ゴミの現状と備え&災害時の「衣」について考える ~遠藤由佳子~
こんにちは。遠藤 由佳子です。
きょうのFM【ひるどき情報ちば】は
『ニュースアップちば』、『ひるどき特集 防災!ちば』のコーナーがありました。
(日本赤十字社千葉県支部 総務課長の津田直人さんと)
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『ニュースアップちば』
テーマは「災害ゴミの現状と備え」。
NHK千葉放送局の金子ひとみ記者に聞きました。
台風15号と台風19号の暴風で飛ばされた瓦やトタン、壁の一部や
その後の悪天候で、雨漏りでずぶ濡れになった家財道具などが
災害ゴミとして出されており、その処理が進んでいないのが現状です。
迅速な処理を行えない原因としては、
国から求められる処理計画を作るには
専門的な知識と労力が必要で、短期間のうちに処理計画を作るのは難しいということ、
ふだんの一般ゴミの収集では出てこない布団や畳など
大量のゴミが出てくることがあげられます。
今回の災害では、県内外の自治体による「広域処理」という支援の動きが出ており
横須賀市の焼却施設で、県南部で出たゴミの処理が進められています。
ただ千葉県内では災害ゴミの処理に少なくとも1年はかかるとの見方があり、
各自治体の事前の計画策定の大切さを感じました。
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『ひるどき特集 防災!ちば』
今日から「防災衣食住シリーズ」と題して、災害時の衣食住についてお伝えします。
第1回の今日のテーマは、「災害時の「衣」について考える」。
日本赤十字社千葉県支部、総務課長の津田直人さんに、
災害時に身を守るために準備しておいた方がいい衣服について教えてもらいました。
ポイントは「防寒性に優れた衣類」と「動きやすい衣類」です。
「防寒性に優れた衣類」…おすすめは、カッパ。
雨に濡れることもなく、風を遮断するので防寒性にも優れています!!
ポンチョタイプのカッパよりも、
上下セパレートタイプのカッパがより防寒性に 優れているのでおすすめです。
「動きやすい衣類」…ジャージなどのスポーツウェア。
「動きやすく、寝やすい。」、「伸縮性が高く、いろいろな作業をしやすい。」、
「見苦しくない程度のファッション性。」、「濡れたとしても綿製品より乾きやすい。」
この4つのポイントから準備しておくのにおすすめとのこと。
準備しておく衣類の量は、最低でも、ジャージを1セットと下着を3日分程度、
あとカッパがあれば安心とのお話でした。
広く複数地域で発生し、
また尋常ではないほどの被害が発生する最近の災害に対応するため、
事前の準備の大切さを改めて感じました。
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コーナーの放送はこちらから。
遠藤 由佳子
投稿者:キャスター | 投稿時間:18時00分