全国ハザードマップ

「全国ハザードマップ」の掲載データについて

2023/6/12

 

 

1.洪水(想定最大規模)

▽NHK全国ハザードマップには、河川管理者が整備した
「浸水想定区域図(想定最大規模)」などのデータを提供頂いて掲載しています。
ただし、データの提供時期が異なるため、いつ時点のデータが掲載されているかは作成者ごとに異なります。

※東京都が管理する河川のみ、内水による氾濫が考慮されています。
また、東京都の公表図面では浸水深0.1m未満の区域は着色されていないため、同様の表現としています。

 

▽掲載されているデータが最新とは限りません。
河川管理者毎の提供時期は下記で確認して下さい。

 

▽下記の提供時期よりも以前に公表されているものの、
データの欠損や修正の必要性などから掲載していない河川もあります。
正確な浸水想定範囲を確認する場合は、
国土交通省や都道府県が公表している「洪水浸水想定区域図」を確認してください。

 

地図で色が塗られていないからといって、安全という訳ではありません。

参考:想定最大規模、計画規模、既往最大、実績降雨とは

 

出典データの作成者 確認時期
北海道開発局 2023/04/30
東北地方整備局 2023/04/30
関東地方整備局 2023/04/30
北陸地方整備局 2023/04/30
中部地方整備局 2023/04/30
近畿地方整備局 2023/04/30
中国地方整備局 2023/04/30
四国地方整備局 2023/04/30
九州地方整備局 2023/04/30
北海道 2023/04/30
青森県 2023/04/30
岩手県 2023/04/30
宮城県 2023/04/30
秋田県 2023/04/30
山形県 2023/04/30
福島県 2023/08/31
茨城県 2023/04/30
栃木県 2023/04/30
群馬県 2023/04/30
埼玉県 2023/04/30
千葉県 2023/04/30
東京都 2023/04/30
神奈川県 2023/04/30
新潟県 2023/04/30
富山県 2023/04/30
石川県 2023/04/30
福井県 2023/04/30
山梨県 2023/04/30
長野県 2023/06/30
岐阜県 2023/04/30
静岡県 2023/04/30
愛知県 2023/04/30
三重県 2023/04/30
滋賀県 2023/04/30
京都府 2023/04/30
大阪府 2023/04/30
兵庫県 2023/04/30
奈良県 2023/04/30
和歌山県 2023/04/30
鳥取県 2023/02/28
島根県 2023/06/30
岡山県 2023/04/30
広島県 2023/04/30
山口県 2023/04/30
徳島県 2023/04/30
香川県 2023/04/30
愛媛県 2023/04/30
高知県 2023/04/30
福岡県 2023/04/30
佐賀県 2023/04/30
長崎県 2023/04/30
熊本県 2023/04/30
大分県 2023/04/30
宮崎県 2023/04/30
鹿児島県 2023/04/30
沖縄県 2023/04/30

 

2.内水氾濫

▽NHK全国ハザードマップには、市区町村から提供頂いた「内水氾濫」のデータを掲載しています。

 提供してもらっていないところや、自治体の作成が追いついていないところもあり※2-1

 地図で色が塗られていないからといって、安全という訳ではありません。

※2-1国土交通省によると、想定最大規模の雨の内水浸水想定区域図は2022年9月末時点で、下水道による浸水対策を実施している1108の自治体と団体のうち約1割の122団体において作成済みとなっていて、2025年度末までに作成することを目標としています。

▽浸水範囲を決める上での前提条件や、データの作成日、非表示とする浸水深等は、自治体によって異なります。

 

▽また、掲載されているデータが最新のものとは限りません。
提供時期について、地図情報と併せて下記で確認してください。
詳細に確認する場合は都道府県のホームページ等で確認してください。

参考:想定最大規模、計画規模、既往最大、実績降雨とは

 

出典データの作成者 確認時期 非表示 前提条件 その他
岩手県盛岡市 2023/08/09 平成30年分: 20cm未満,令和5年分: なし 想定最大規模 -
岩手県矢巾町 2023/11/15 なし 想定最大規模 -
宮城県大崎市 2023/04/30 1cm未満 想定最大規模 -
宮城県仙台市 2023/04/30 5cm未満 想定最大規模 -
秋田県秋田市 2023/08/09 3cm未満 想定最大規模 -
山形県山形市 2023/04/30 20cm未満 既往最大 -
福島県郡山市 2023/04/30 12cm未満 過去に大規模な内水氾濫被害が発生した平成22年7月6日の実績降雨 -
福島県会津若松市 2023/5/30 10cm未満 既往最大(75mm/hr) -
埼玉県本庄市 2023/04/30 20cm未満 計画規模 -
埼玉県鶴ヶ島市 2023/04/30 なし 過去10年(平成22年4月~令和2年3月)の実績に基づく記録 -
埼玉県さいたま市 2023/04/30 20cm未満 想定最大規模 -
千葉県印西市 2023/04/30 なし 既往最大(印西市最寄りの降雨計(我孫子観測所)で観測された最大降雨)  -
千葉県松戸市 2023/07/23 5㎝未満 想定最大規模(153mm/hr) -
千葉県船橋市 2023/08/02 20cm未満 想定最大規模 -
東京都狛江市 2023/04/30 12cm未満 想定最大規模 -
神奈川県川崎市 2023/04/30 10cm未満 想定最大規模(153mm/hr) -
神奈川県横浜市 2023/05/30 なし 想定最大規模(153mm/hr) -
神奈川県南足柄市 2023/05/30 20cm未満 想定最大規模(153mm/hr) -
神奈川県寒川町 2023/07/23 なし 既往最大降雨 -
神奈川県平塚市 2023/08/21 1cm未満 想定最大規模 -
新潟県新潟市 2023/05/30 なし 既往最大降雨(97mm/hr) -
富山県富山市 2023/04/30 1cm未満 想定最大規模 -
石川県金沢市 2023/04/30 なし 想定最大規模 -
福井県小浜市 2023/05/30 なし 想定最大規模 -
静岡県浜松市※2-2 2023/05/30 10cm未満 既往最大(87.5mm/hr、昭和57年11月30日) 新川/曳馬川流域、高塚川流域における浸水シミュレーション結果
静岡県三島市 2023/05/30 なし 計画規模 -
静岡県焼津市 2023/10/16 なし 想定最大規模降雨(1時間雨量147mm) L2データを表示
愛知県豊田市 2023/04/30 20cm以下 想定最大規模 -
愛知県豊橋市 2023/04/30 なし 想定最大規模 池や川などの水深は除いている
愛知県犬山市 2023/04/30 0.1m未満 想定最大規模 -
愛知県安城市 2023/05/30 5cm以下 想定最大規模 -
愛知県西尾市 2023/08/09 なし 想定最大規模 -
愛知県みよし市 2023/10/23 2cm以下 想定最大規模 -
愛知県刈谷市 2023/12/15 なし 想定最大規模 -
三重県四日市 2023/04/30 0.05m以下 想定最大規模 -
三重県伊勢市 2023/04/30 なし 想定最大規模(平成29年台風第21号の浸水実績と想定最大規模の雨が降った場合のデータ) -
京都府舞鶴市 2023/05/30 なし 浸水実績や地形情報を活用して作成 -
大阪府豊中市 2023/04/30 なし 想定最大規模(147mm/hr) -
大阪府吹田市 2023/04/30 1mm未満 想定最大規模 -
大阪府河内長野市 2023/05/30 20cm未満 想定最大規模 -
大阪府茨木市 2023/04/30 1cm未満 計画規模を上回る、過去に他地域で起こった最大級規模の降雨データを使用 -
岡山県倉敷市 2023/05/30 なし 想定最大規模 -
広島県広島市 2023/05/30 1cm未満 既往最大(121mm/hr)。ただし、白島・幟町・大手町地区については、想定最大規模(130mm/hr)。今後、未策定地区の公表及び既往最大の改訂等が行われる可能性あり。 -
愛媛県今治市 2023/08/01 10cm未満 想定最大規模 -
福岡県福岡市 2023/05/30 5cm未満 想定最大規模 -
福岡県大野城市 2023/04/30 なし 想定最大規模 -
福岡県苅田町 2023/04/30 20cm未満 想定最大規模 -
福岡県那珂川市 2023/10/23 5cm未満 想定最大規模 -
熊本県宇城市 2023/04/30 5cm未満 想定最大規模(153mm/hr) -

※mm/hr 1時間あたりの降雨強度を表す単位

※2-2静岡県浜松市 本マップで公開している範囲外においても、浸水リスクの危険性がありますので、詳細は浜松市HPをご参照ください

3.土砂災害(警戒区域・特別警戒区域)

▽NHK全国ハザードマップには、国土交通省と都道府県から提供頂いた
「土砂災害警戒区域」「土砂災害特別警戒区域」のデータを掲載しています。
ただし、データの提供時期が異なるため、いつ時点のデータが掲載されているかは作成者ごとに異なります。

 

▽また、掲載されているデータが最新のものとは限りません。
提供時期は下記で確認してください。
正確な区域を確認する場合は都道府県のホームページ等で確認してください。

 

地図で色が塗られていないからといって、安全という訳ではありません。

参考:想定最大規模、計画規模、既往最大、実績降雨とは

 

出典データの作成者 確認時期
北海道 2023/04/30
青森県 2023/04/30
岩手県 2023/04/30
宮城県 2023/04/30
秋田県 2023/04/30
山形県 2023/04/30
福島県 2023/04/30
茨城県 2022/02/15
栃木県 2023/04/30
群馬県 2023/04/30
埼玉県 2023/04/30
千葉県 2023/04/30
東京都 2023/04/30
神奈川県 2023/04/30
新潟県 2023/04/30
富山県 2023/04/30
石川県 2023/04/30
福井県 2023/04/30
山梨県 2023/04/30
長野県 2023/04/30
岐阜県 2023/04/30
静岡県 2023/04/30
愛知県※3-1 2023/04/30
三重県 2023/04/30
滋賀県 2023/04/30
京都府※3-2 2023/04/30
大阪府 2023/04/30
兵庫県 2023/04/30
奈良県 2023/04/30
和歌山県 2023/04/30
鳥取県 2023/04/30
島根県 2023/04/30
岡山県 2023/04/30
広島県 2023/04/30
山口県 2023/04/30
徳島県 2023/04/30
香川県 2023/04/30
愛媛県 2023/04/30
高知県 2023/04/30
福岡県 2023/04/30
佐賀県 2023/04/30
長崎県 2023/04/30
熊本県 2023/04/30
大分県 2023/04/30
宮崎県 2023/04/30
鹿児島県 2023/04/30
沖縄県 2021/06/21

※愛知県 基礎調査が済み、今後指定予定の範囲も含んでいます

※京都府 詳細なリスクの程度・範囲や、避難先については市町村の発表する「ハザードマップ」で確認して下さい

 

4.津波(想定最大規模)

▽NHK全国ハザードマップには、都道府県から提供頂いた「津波(想定最大規模)」のデータを掲載しています。

 ただし、いつ時点のデータが掲載されているかは作成者ごとに異なる場合があります。

 

▽また、掲載されているデータが最新のものとは限りません。
提供時期について、地図情報と併せて下記で確認してください。
正確な区域を確認する場合は都道府県のホームページ等で確認してください。

 

地図で色が塗られていないからといって、安全という訳ではありません。

 

出典データの作成者 確認時期
北海道 2023/02/28
青森県 2023/02/28
岩手県 2023/02/28
宮城県 2023/02/28
秋田県 2023/02/28
山形県 2023/02/28
福島県4-1 2023/02/28
茨城県 2023/02/28
栃木県 想定なし
群馬県 想定なし
埼玉県 想定なし
千葉県 2023/02/28
東京都 2023/02/28
神奈川県 2023/02/28
新潟県 2023/02/28
富山県 2023/02/28
石川県 2023/02/28
福井県 2023/02/28
山梨県 想定なし
長野県 想定なし
岐阜県 2023/02/28
静岡県 2023/02/28
愛知県 2023/02/28
三重県 2023/02/28
滋賀県 想定なし
京都府 2023/02/28
大阪府 2023/02/28
兵庫県 2023/02/28
奈良県 想定なし
和歌山県 2023/02/28
鳥取県 2023/02/28
島根県 2023/02/28
岡山県 2023/02/28
広島県4-2 2023/02/28
山口県 2023/02/28
徳島県 2023/02/28
香川県 2023/02/28
愛媛県 2023/02/28
高知県 2023/02/28
福岡県 2023/02/28
佐賀県 2023/02/28
長崎県 2023/02/28
熊本県 2023/02/28
大分県 2023/02/28
宮崎県 2023/02/28
鹿児島県 2023/02/28
沖縄県 2023/02/28

4-1福島県 津波浸水想定(令和4年8月31日公表),福島県,クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示2.1日本

4-2広島県 出典:高潮・津波災害ポータルひろしま

 

参考:想定最大規模、計画規模、既往最大、実績降雨とは

 洪水や内水氾濫などの「ハザードマップ」は、大雨が降った時に、どこまで・どのくらい浸水するのかというシミュレーション結果ををもとに作成されます。このシミュレーションを行うには、「どのくらいの大雨が降ったとして計算するのか」を決める必要があります。ひとくちに「大雨」といっても、時々降る雨なのか、めったに降らないくらいの大雨なのかによって、結果は大きく変わります。そこで国では「想定最大規模」「計画規模」という、大きく2つの基本的な雨の降り方の想定を定めています。またこのほか、「既往最大」「実績降雨」という雨の降り方の想定もあります。ここでは、それぞれの意味について簡単に解説します。

 

想定最大規模の降雨

1000年に1回程度の確率で起きる規模の雨の降り方のことです。毎年の発生確率は低いですが、もし起きれば大きな災害になる可能性があります。「現状の科学的な知見や研究成果を踏まえ、利用可能な水理・水文観測、気象観測等の結果を用い、現時点において、ある程度の蓋然性をもって想定し得る最大規模のものとして設定される雨の降り方」※参考-1とされています。

→たとえば「想定最大規模の洪水リスク」の意味は、『1000年に1回程度の確率でおこる規模の雨の降り方をもとにシミュレーションされた洪水のリスク』ということになります。

→津波に関する「想定最大規模」については、こちらをご覧下さい。

参考-1 出典:国土交通省「浸水想定(洪水、内水)の作成等のための想定最大外力の設定手法」,太字は編集部

 

計画規模の降雨

100年~10年に1回程度の確率でおこる規模の雨の降り方のことです。氾濫を防ぐための目標(基本方針)を決める際に使われる想定です※参考-2

→平成 27 年の水防法改正以前は、浸水想定区域の指定の前提となる降雨として採用されてきましたが、改正以後は、想定最大規模の降雨を前提とするよう変更されました。

参考-2 参考:国土交通省「ハザードの制御を中心としたハード対策について 」

 

既往最大の降雨

→ある地点の記録上最も激しい雨の降り方のことです。

 

実績降雨

→過去に実際に記録された雨の降り方のことです。

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