全国ハザードマップ

よくある質問

2022/6/1

 

「全国ハザードマップ」についての、よくあるご質問と答えをまとめました。

 

<使用上のご注意>

地図で色が塗られていないからといって、安全という訳ではありません。
全国ハザードマップが示している「浸水のリスク」は、国や都道府県、市町村から提供頂いた河川洪水や津波による浸水想定を基にしています。可能な限りデータを収集していますが、地元自治体のハザードマップなどもご確認下さい。掲載データの詳細については、こちらで確認してください。また、中小河川の一部や内水氾濫などは、そもそも想定自体が行われていない場所もあるので、色が塗られていなくても安全だとは考えないでください。

 

 

1.使い方について

 

Q. 全国ハザードマップの使い方を知りたい。

 

A. 詳しい使い方については、こちらをご覧下さい。
以下、簡単な機能の説明です。

 

▽パソコンでご利用になる方

htu_0

▽スマートフォンでご利用になる方

htu_sp_2

 

Q. ハザードマップを見るときに出る「利用規約」の同意ボタンが押せない。

 

A. 利用規約を末尾までご確認頂くと、同意ボタンが押せるようになります。詳しい使い方についてはこちらをご覧下さい。

 

Q. リスクが表示されない/リスクを非表示にできない。

 

A. 洪水・土砂災害のアイコンを押すとリスクが表示されます。アイコンが赤くなったらリスクが表示され、黒い場合は表示されない仕様になっています。また、アイコンを押したときに出るフキダシの右上の「目」のアイコンで全表示/非表示を選択できます。詳しい使い方についてはこちらをご覧下さい。

 

Q. ハザードマップを印刷したい。

 

A. 地図の右上にある「印刷」ボタンを押すと、A3/A4を選択して印刷できます(パソコンのみ)。

 

Q. ベースの地図を切り替えたい。

 

A. 地図の左下(パソコン)または右下(スマートフォン)にあるボタンを押すと、国土地理院地図(淡色)/国土地理院地図(写真)/ゼンリン地図から選択できます。国土地理院地図(淡色)/ゼンリン地図については、リスクが確認しやすい「暗色」も選択できます。詳しい使い方についてはこちらをご覧下さい。

 

Q. ハザードマップを家族や知人と共有したい。

 

A. 閲覧している場所・リスクの情報を簡単に共有することができます。地図の右上にある「共有」ボタンを押すと各種SNSや共有用のURL、QRコードなどを出すことができます。このリンクには画面に出ている位置、縮尺、重ねている災害の種類等の情報が含まれています。

 

Q. 同意した「利用規約」をもう一度、確認したい。

 

A. 利用規約はこちらから確認できます。

 

Q. 洪水や土砂災害のリスクエリアの色が表す意味を知りたい。

 

A. 災害のカテゴリを選択した状態で、画面地図の右下にある「凡例」ボタンを押すと、「浸水深」や「警戒区域/特別警戒区域」、「震度分布」の凡例ウィンドウが表示されます。

 

Q. 自分の現在地を地図上で表示したい

 

A. 地図の右下の「凡例」ボタンの下にある「現在地」のアイコンをクリックすることで位置情報を使って現在地を表示することができます。

 

 

2.掲載されている災害リスクについて

 

Q. 地図をクリックして出現する「この場所の自然災害リスク」の情報と、地図上に表示されているリスクの情報が合わない場所があるのはなぜか。

 

A. システム構成上、わずかなズレが生じる場合があります。正確な区域や、浸水想定範囲を確認する場合は、国土交通省や都道府県が公表している「浸水想定区域図」などを確認してください。

 

Q. 掲載されている災害リスクは、いつ時点のものか。

 

A. いつ時点のデータが掲載されているかは都道府県ごとに異なります。こちらで確認してください。

 

Q. 東京都について、洪水を選んだ際に表示される浸水リスク範囲が、他の地域に比べて非常に広いのはなぜか。

 

A. 東京都が管理する河川のみ、内水による氾濫も表示されています(東京都から提供された「浸水予想区域図」に内水による氾濫が考慮されているため)。また、東京都の公表図面では浸水深0.1m未満の区域は着色されていないため、同様の表現としています。

 

Q. 自治体から配布されたハザードマップと違いがあるのだが。

 

A. 全国ハザードマップのデータが最新ではない可能性や、お手元のハザードマップが古い場合もあります。いつ時点のデータが掲載されているかはこちらで確認してください。国や自治体から提供されている浸水想定区域図を掲載しています。自治体が作成するハザードマップは、これらのデータを元にリスクを再評価している可能性があります。 

 

Q. 津波(想定最大規模)とは何のことなのか。

 

A. 「超長期にわたる津波堆積物調査や地殻変動の観測等をもとにして設定され、発生頻度は極めて低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす、住民避難を柱とした総合的防災対策を構築する上で想定する津波」のことで、浸水想定を作成する際には「科学的知見を踏まえ、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの津波を対象に設定する。なお、その際には、古文書等の資料の分析、津波堆積物調査、海岸地形等の調査などの科学的知見に基づく調査を通じて、できるだけ過去に遡って津波の発生等をより正確に調査するものとする」と定められています。 

 

3.南海トラフ地震関連のリスクについて

Q. 連動していた番組名を知りたい

 

A. 以下の番組でご紹介しました。
NHKスペシャル「南海トラフ巨大地震」(初回放送:2023年3月4・5日)

 

 

Q. 南海トラフ地震に関して、半割れ(東)・半割れ(西)のリスクが掲載されているが、起こる可能性が高いケースだから掲載されているのか。

 

A. 今回使用している2つのケースが起こる可能性が高いというわけではありません。津波の断層モデルについて様々なケースがある中で、半割(東)および半割(西)2のケースを前提として計算した結果を掲載しています。また、もしも2つのケースが連続して起こる場合であっても、掲載順の半割れ(東)→半割れ(西)という順番で起こるということを示しているわけではありません(西→東や同時におこる、片方しか起こらないなど、多様なケースがあり得ます)。

 

▽使用しているケース

<津波 半割れの津波シミュレーション(東)>および<津波 半割れの津波シミュレーション(西)>
中央防災会議「南海トラフ沿いの異常な現象への防災対応検討ワーキンググループ」において公表された
半割れケースでの津波の状況(内閣府作成)を元にNHKがシミュレーションを実施

 

 <震度分布(東)>および<震度分布(西)>
中央防災会議「南海トラフ沿いの異常な現象への防災対応検討ワーキンググループ」において公表された
半割れケースでの地震動の状況(内閣府作成)を引用

 

Q. 南海トラフ地震に関して、同じエリアでも項目が違うものを選択するとリスクの範囲が大きく変わるものがあるが、なぜなのか。

 

A. シミュレーションを行う際の前提(建物の有無、堤防や水門の状況)が異なるために、結果が異なっています。掲載データの詳細については、こちらで確認してください。

 

Q. 連動していた番組(ドラマ)で伝えたいた内容と、掲載されているリスクが一致しない場所があるように感じる。

 

A. NHKスペシャル「南海トラフ巨大地震」についても、半割れ(東)および半割れ(西)のケースを前提としていますが、前提とするケース以外にも、解像度・建物データの有無・堤防や水門の設定等で計算結果が変わります。掲載されている計算の前提は、こちらで確認してください。

 

Q. 半割れ(東)・半割れ(西)の津波想定と、津波(想定最大規模)の違いは何なのか。

 

A. 半割れ(東)・半割れ(西)の津波想定は、南海トラフ巨大地震が、想定震源域の西側と東側でそれぞれで発生した場合をシミュレーションした結果を表示しています。一方、想定最大規模は、南海トラフ巨大地震に限らず、別の海底活断層が原因となる地震など、あらゆる地震を想定した中で、最悪の浸水範囲と深さを表示しています。

 

Q. 震度分布を確認すると、北海道や東北地方などは空白になっている。南海トラフ地震ではこれらの地域は揺れないということか。

 

A. 内閣府から提供を受けた震度分布の計算結果を掲載しており、データの存在する範囲だけが表示されています。地図に色が塗られていないからといって、安全とは限りません。

 

 

Q. 問い合わせをしたいときは?

 

A. お問い合わせについては こちら をご覧ください。

 

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