コロナ禍は子どもたちの学びを直撃しました。そして、その影響は、住んでいる地域や家庭の経済状態などによって、困難な環境にある子どもほど大きく、いまもまだ続いています。「学びたいのに学べない」状況にある子どもたちの実態を伝え、子どもたちのいまと将来のために何ができるのか考えます。
1分アニメ 「#学びたいのに」ソウタとサクラの話
性別や生まれた家庭の環境など本人にはどうしようもない条件によって、教育の選択肢や可能性が制限されてしまう「教育格差」。あなたは感じたことはありませんか?
これは「学びたいのに学べない」ソウタとサクラのおはなしです。
#学ぶのにお金かかりすぎ 「奨学金」から考える「学びたいのに」
「奨学金」という名の借金を借りて学ぶ不安。奨学金返済中の若手ディレクターが、奨学金を使って学んでいる大学生に取材しました。
新型コロナウイルス対策でマスクをする機会が増えたことで、聴覚に障害のある子どもたちが学ぶ「ろう学校」では、口元の動きが見えず、授業がわかりにくいという問題が起きています。
新型コロナウイルスの影響で学校行事が中止あるいは縮小される中、愛知県で最も人口の少ない村にある全校生徒24人の豊根村立豊根中学校は昨年11月、3時間半にわたるプログラムを生配信する「オンライン文化祭」を開催しました。
「自ら学ぶ力」をどう育む?~コロナで問われる子どもの学び(前編)~
新型コロナウイルスは、子どもたちの学びにも大きな変化をもたらしています。専門家が行った調査によると、2020年春の一斉休校期間中に高校生が学習した時間は、1日わずか2時間。さらに、62%の生徒が、「何をして過ごせばよいのかよくわからない」と答えました。
「自ら学ぶ力」をどう育む?~コロナで問われる子どもの学び(後編)~
中国地方の教育現場の例からポストコロナの新たな“教育像”を考える2回シリーズ。オンラインと学校(対面授業)で学ぶ「ハイブリッド型授業」を取材した前編に引き続き、後編では広島県の小学校で進む、「自ら学ぶ力」を育むための先進的な取り組みをお伝えします。
大阪府立西成高等学校。この高校のユニークな取り組みが、大きな注目を集めています。その名も「反貧困学習」。格差と貧困の連鎖を断ち切るために始まった、先生と生徒たちの挑戦を取材しました。
新型コロナの感染拡大が続き、大学では教育への影響が長引いています。いま、大学ではどのように学びの場を確保しているのでしょうか。対面とオンライン、それぞれメリットやデメリットがある中、大学側と学生側の声を取材。学びの多様性を模索する大学の今を取材しました。