目標5とは・・・
社会・経済の持続的な発展のためには、全ての人が性別に縛られず、自分らしく生き生きと活躍することが必要です。しかし、残念ながら、世界の人口のおよそ半分の女性が十分に活躍できていません。
例えば、途上国ではまだ幼い女の子が結婚させられていることが課題です。これは女の子の学習機会を奪って将来の選択肢を狭めることや、早すぎる妊娠による身体への大きな負担につながります。この割合は過去10年間で15%減りましたが、新型コロナウイルス感染症によって学校が閉鎖し、また家庭が経済的なショックを受けたことで、早すぎる結婚が再び増えるおそれがあります。
さらに、日本は世界の男女格差のランキング(「ジェンダーギャップ指数」、2021年)において165カ国中120位であり、先進国の中で最低レベルでした。これは政治や企業で女性のリーダーが少ないためです。
テキスト:慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 和田恵
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SDGsのうたを歌ってみよう!
『目標5 ジェンダー平等を実現しよう』
それぞれの身体に それぞれの心がある
その違いだけで
生きやすかったり 生きにくかったり
例えば女性に活躍のチャンスがなかったり
それぞれのジェンダーにかかわらず
好きな道を選んで歩めるように
Sustainable Development Goals
SDGs わたしたちの目標
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