アーティストの鈴木掌さんは画家として活動するかたわら、東アフリカのルワンダに渡り、絵を通じて現地の子どもたちを支えています。
「自分が生み出したものに価値があると信じることが一番重要」
鈴木さんは、ルワンダに定期的に通って、現地の貧しい子どもたちに絵を教えています。斬新な色使いのシマウマや、迫力たっぷりのライオン。子どもたちが描く絵、一枚一枚には魂のこもった彩り豊かな世界が広がります。
その絵を鈴木さんは一枚数千円(ルワンダの1ヶ月の生活費に相当)で買い取り、日本で販売。売り上げを本人たちに還元しています。
「私たちにはすばらしい未来があると思えるようになった」
これまで貧しさから将来像を描けなかったという子どもたちに、希望の光が見え始めています。