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商用4K映像配信サービス 光回線からスタート

NTTぷららは,自社のスマートテレビサービス「ひかりTV」で,光回線を通じた4K映像の配信サービスを10月27日から開始した。同社によると4K 映像を商用のサービスとして配信するのは国内初,秒間60フレームの高品質4K映像の商用映像配信サービスは世界初という。

サービス開始時点で提供予定の作品としては,同社オリジナルドラマなど独自の4K番組29本のほか,NHKオンデマンドから5本,TBSテレビやテレビ東京との共同プロジェクト作品,映画,ドキュメンタリーなど120本以上がラインナップされている。そして2014年度末には200本以上が提供される予定であるという。視聴できる機器は,サービス開始時はシャープ製のひかりTVチューナーを内蔵した4K対応テレビのみだが,2015年の春以降に東芝・ソニー・LG・パナソニックが同様の対応テレビの発売を予定しているほか,本年(2014年)12月下旬にNTTぷららが提供開始予定の外付けチューナーを接続すれば,4K対応テレビで視聴することができる。

4K商用サービスについては,これまで,質・量ともにどれだけの4K作品を品揃えできるかが最大の課題とされてきた。今のところ,ひかりTVでは4K作品視聴に伴う追加料金は考えておらず,契約者であれば新たに対応テレビやチューナーを購入さえすれば視聴が可能となる。しかし,新たに受信環境を整えてまでどの位の人々が視聴しようと考えるのか。商用サービスとしての4K作品の品揃えが試されることになるであろう。

松本和也