「新型コロナウイルス」はどのように伝えられたか

~ 海外の報道をみる(1)~

公開:2021年2月1日

2020年、新型コロナウイルスの流行による死者の数は世界で160万人に達した。ワクチンや特効薬がない中で、感染症対策の有効な手段は、正しい知識による予防である。しかし、メディアが発達し、情報面でも医療面でも豊かなはずの先進国で対策が徹底されないまま感染が広がり、多くの国で「第2波」、「第3波」とされる感染拡大が1年にわたって続いている。世界のメディアは新型コロナやその感染予防策についてどのような発信をしたのか。報道を継続するために組織としてどのような対応をとったのか。浮かび上がった課題は何か。海外のメディアをめぐる動きをコロナ禍による経済の低迷がメディアの経営及ぼした影響も含め、2月号と3月号に分けて報告する。

メディア研究部 塩﨑隆敏/青木紀美子/柴田 厚/山田賢一/
鄭 榮蘭/堀 亨介/佐々木英基

※NHKサイトを離れます

全文を見る PDF(1,335KB)

英文サマリー