NHK文研フォーラム2017

シンポジウム
「パラリンピックと放送の役割 ~ロンドン・リオから東京に向けて~」

公開:2017年11月6日

2016年、ブラジル・リオデジャネイロでのパラリンピック大会の開催をきっかけに、パラスボーツ関連の 情報がメディアで多く報じられ,人々の関心も高まった。自国で開催される東京2020パラリンピック競技大会に向けて人々の関心を更に高め、パラリンピックを皆で楽しみ、共生社会の実現につなげていくために、放送はどのように貢献できるのだろうか。リオ大会を終え、東京大会での放送に向けた取り組みが本格化する2017年春の文研フォーラムにおいて「パラリンピックと放送の役割」を議論することの意義は大きいと考え、シンポジウムを開催した。

シンボジウムでは、自国ロンドンに続いてリオのパラリンピック放送を担当した英国チャンネル4と、東京大会に向けてリオで本格的中継放送を行ったNHKの取り組みを軸とした。両放送局のリオ大会での放送に関する研究報告を契機として、それぞれ異なる立場でパラリンピック放送に関わるパネリストとともに、東京大会に向けて、パラスポーツを放送はどう伝えるのか、そして、共生社会の実現にどう貢献していくのかを考えた。

NHK放送文化研究所 メディア研究部 山田 潔

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