オンライン連続講座
「市民とともにつくるエンゲージド・ジャーナリズム」

第5回【2022年5月14日(土)午前10時~11時半】

公開:2022年5月9日

NHK放送文化研究所が早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所と共催する本講座は、エンゲージド・ジャーナリズム(Engaged Journalism)について、海外の実践者や研究者から話を聞き、質疑や意見を交わす機会です。同時通訳が入るので、日本語で話を聞き、質問もして頂けます。


テリー・パリス・ジュニアさん
講座第5回のゲストはNew York Timesの新たなプロジェクト『Headway』の「市民の広場」担当エディター(Public Square Editor)、テリー・パリス・ジュニアさんです。

調査報道で知られるProPublicaやニューヨークの非営利メディアThe Cityのエンゲージメント・エディターを歴任し、ニューヨーク市立大学でエンゲージド・ジャーナリズムの講座も担当しています。

なぜエンゲージメントがジャーナリズムに欠かせないと考えているのか?市民を取材・報道のプロセスに招き入れることの意味は?ジャーナリズムはどう変わりうるのか?テリーさんの経験にもとづく気づきや実感、さまざまなエンゲージメントの手法について話を聞き、質疑や意見交換をする機会とします。

ご登録は以下からお願いします(早稲田大学リンク)
ホームページ:http://www.waseda-j.jp/archives/4395

放送文化研究所ではエンゲージド・ジャーナリズムについて『放送研究と調査』などで報告し、エンゲージメントに取り組むジャーナリストたちの軌跡や背景にある思い、実践内容などを紹介してきました。関連記事のリンクは以下をご参照ください。

「Engaged Journalism~耳を傾けることから始める「信頼とつながり」を育むジャーナリズム~」(『放送研究と調査』2020年3月号)
「なぜエンゲージメントが必要なのか Engaged Journalismの実践者たちの話を聞く 第1回」(『放送研究と調査』2020年6月号)
「なぜエンゲージメントが必要なのか Engaged Journalismの実践者たちの話を聞く 第2回」(『放送研究と調査』2020年7月号)
「なぜエンゲージメントが必要なのか Engaged Journalismの実践者たちの話を聞く 第3回」(『放送研究と調査』2020年8月号)
文研ブログ #265 「市民が選んだ課題」にもとづく選挙報道 ~アメリカ地方メディアのエンゲージメントの試み~(2020年08月26日)
文研ブログ #278 コロナ禍の中で力を発揮する「エンゲージメント」を柱にしたジャーナリズム(2020年10月26日)
文研ブログ #331「市民参加型」陰謀論浸透に改めて考えるエンゲージメントの意味(2021年7月9日)
文研ブログ #345 あなたの声が選挙報道を変える~『市民アジェンダ』の選挙報道が持つ可能性(2021年10月19日)

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