7月28日(木)
A | 13:00~14:30 |
シンポジウム 「ニュース」「メディア」はどう変わる? ~国際比較調査「デジタルニュースリポート」2022年から~ |
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ニュースの「現在地」と「未来」を探る英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所の「デジタルニュースリポート」。今年、文研は日本の動向分析を試みました。日本人の”ニュース離れ“が進んでいる? ジャーナリストの”意見“は許される? 現場を知り尽くした記者や研究者が徹底討論します。 パネリスト澤康臣 ジャーナリスト/専修大学 文学部ジャーナリズム学科教授1990~2020年共同通信記者として社会部やニューヨーク支局などで活躍。タックスヘイブンに関する「パナマ文書」報道に携わったほか「外国籍の子ども1万人超の就学不明」「戦後憲法裁判の記録、大半を裁判所が廃棄」など独自調査で報道。著書に『グローバル・ジャーナリズム』(岩波新書)。 井上裕子 信濃毎日新聞社 取締役メディア局長1986年 信濃毎日新聞社入社。報道部で社会、経済、県政、論説委員、文化部など担当。在職中に米国ノースカロライナ大学大学院ジャーナリズムスクール留学(1991-92年)。2004年、長野県立こども病院のルポ「子守歌をうたいたい」がファイザー医学記事大賞受賞。2022年3月からデジタルと出版部門を担当する。 足立義則 NHK 報道局デスク1992年NHK入局。高知、社会部、広島、科学文化部を経て2012年から報道のデジタル化に取り組む。「最高裁国民審査」などの特集サイトの制作、VR/AR開発、SNSの報道活用、人材育成など担当。 報告税所玲子 メディア研究部 上級研究員ヨーロッパを中心に海外のジャーナリズムとメディアの研究を担当。2015年、ロイタージャーナリズム研究所にフェローとして在籍。 |
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B | 16:00~17:30 |
シンポジウム テレビ“ぼかし”対策会議 ~肖像権から考えるメディアの未来~ |
最近増えるテレビ映像の「ぼかし」「顔消し」。写った人の肖像権を保護するためか、クレームを避けたいだけか? デジタルアーカイブ学会の「肖像権ガイドライン」を出発点に、テレビ表現はどうあるべきか、語り合います! パネリスト数藤雅彦 弁護士五常総合法律事務所所属。第二東京弁護士会情報公開・個人情報保護委員会前委員長(2019-20年度)。肖像権に関するメディアや文化施設の相談に対応。デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」策定チームリーダー。 鎮目博道 テレビプロデューサーテレビ朝日で「報道ステーション」などを制作。その後、ABEMA TV立ち上げに参画し、「AbemaPrime」「Wの悲喜劇」などを企画・プロデュース。顔ハメパネル愛好家。江戸川大学非常勤講師。 久保友香 メディア環境学者若者がメディアの上での外見を作る「盛り」の文化と、それを支援する技術を研究。東京工科大学講師、東京大学大学院特任研究員などを歴任。著書『「盛り」の誕生―女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』など。 西ヶ谷力哉 NHK メディア総局統括プロデューサー1995年NHK入局。『プロジェクトX 挑戦者たち』『あさイチ』などの番組制作を担当。2017年から放送する『チコちゃんに叱られる!』制作統括。 司会・進行大髙崇 メディア研究部 主任研究員研究テーマは、放送アーカイブ活用や著作権、肖像権など。 |