BS放送

世界に誇る日本の大自然をBS4Kで体感!長時間の生放送5回シリーズ

Live 絶景全部見せます! 世界自然遺産

2023年は、日本で初めて世界自然遺産が登録されて30年。
それを記念し、現在日本で登録されている5つの自然遺産(屋久島、白神山地、知床、小笠原、奄美・沖縄)から、陸・海・空の超高精細4K映像を駆使して絶景をすべて見せる大型中継のシリーズを放送する。 地球環境問題やSDG'sへの関心が高まる中、日本が世界に誇る大自然はどんな魅力を見せてくれるのか。 そこからどんな地球の息吹を感じられるのか。2023年のBS4Kを代表する5本シリーズ!

ナビゲータは相葉雅紀さん

「嗚呼!みんなの動物園」「相葉マナブ」など、生きものとのふれあいやフィールドでの活動に活躍するほか、映画「生きものたちの物語」ではナビゲーターを務め、屋久島でヤクザルの撮影にも立ち会った。その後も屋久島に足を運んでいる。

第4回 知床 9月3日(日)午後1時~

標高1500m級の山々、切り立つ海岸断崖、流氷が寄せ来る海、そして深い森や湖沼群…
知床半島には日本屈指の原生的な自然が息づいている。
その中央部から先端までの陸地と周辺の海域が世界自然遺産・知床だ。ユネスコが評価したのは、「海と陸が一体になった生態系」。遙か彼方から流氷が運んでくる栄養分が海の生き物を育み、北太平洋を回遊するサケ・マスが海から川へそして森へと遡上すると、それを糧にヒグマやキタキツネ、オオワシ、シマフクロウなどが命の営みを維持する。そしてその糞や死骸は巡り巡って森までも育む。地球規模のおおきな命の環の中にある生命の大劇場。それが知床だ。

知床に秋の気配が漂い始める9月初め。知床連山がはえる深い森と、サケ・マスが遡上する川の河口を中継で結ぶ。魚を狙って集まるヒグマや世界最大級のフクロウ・シマフクロウ、沖合に集結したシャチなど…圧倒的な自然映像も駆使しながら、森と海の豊かな繋がりを体感する。

ナビゲーターは嵐の相葉雅紀さん。
浅野里香アナウンサー、俳優・宮崎美子さん、井戸田潤さんらと共に伝える。

第3回 小笠原諸島 7月22日(土)午前10時40分~

東京都心から南へ1000キロ。小笠原諸島は4800万年前の誕生以来、一度も大陸と繋がったことがない。たどり着いた生きものや植物だけが、隔絶された環境で進化を遂げた世界でも極めてユニークな「進化の実験場」だ。自生する樹木や草の約4割、昆虫の3割近く、およそ100種類いるカタツムリに至っては9割以上がここでしか見られない固有種という自然が評価され、外来種から希少な動植物を守る活動や絶滅危惧種の増殖の取り組みと共に、2011年、世界自然遺産に登録された。

番組では夏本番の7月、大海原と絶海の孤島を見渡す父島の高台にカメラを置き、二見湾の海の中にもカメラを入れる。島は夏の盛り、放送中に、大勢の人々を乗せた小笠原丸も入港してくる。父島が最も活気づく時間帯の生放送だ。
なぜ、火山でできた岩だらけの島々に、個性的な命の世界が生まれたのか。
海底のサンゴ礁から固有種が息づく森まで、遙か南の島の絶景と生命の不思議を堪能する。
ゲストは、嵐の相葉雅紀、俳優・宮崎美子、俳優・尾花貴絵、野鳥研究者の川上和人さん。

第2回 奄美・沖縄 雨が育む亜熱帯の楽園 6月11日(日)午後2時~

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島」は、2021年に登録された日本で5番目の世界自然遺産。
その大きな登録理由は「生物多様性」だ。中でも目を引くのは固有種の多さ。 奄美大島と徳之島には原始の姿をとどめるアマミノクロウサギ、沖縄にはヤンバルクイナ、西表島にはイリオモテヤマネコなど、このエリアは世界でここにしかいない貴重な生きもののエリアだ。

番組ではこれらの生き物の生態映像をたっぷり盛り込みながら、照葉樹林の山々と川面に広がるマングローブ林を臨む奄美大島の絶景地にカメラを据え、大自然の魅力と亜熱帯の空気感を4Kで伝える。
マングローブ林にカヤックで分け入り生き物を探す水上ライブ、70キロほど離れた徳之島のアマミノクロウサギの出没地も中継地で結ぶ。
出演は相葉雅紀、宮崎美子、近藤春菜ほか。

この日、夜7時30分からの「ダーウィンが来た」とも連動し、相葉さんが「ダーウィンが来た」にも生出演。夜の生き物たちも生中継!

第1回 水めぐる悠久の森屋久島 3月18日(土)午前11時〜午後1時30分

黒潮が流れる亜熱帯の海にありながら、雪を抱いた2千メートル級の山々がそびえ、岩がむき出しになった山肌を巨木の深い森が覆う奇跡の島、屋久島。黒潮が雲を沸き立たせ、豊かな水に野生動物が集まり、さながら太古の世界へ迷いこんだかと思わせる原始景観は訪れる人々を圧倒する。超高精細な4K映像で頂へ、森へ、巨木や水の絶景へ、世界遺産の真っただ中へみなさんをご案内する2時間半の生放送。

サンゴの海から雪山の高山まで 垂直分布の自然まるわかりリレー中継!
亜熱帯の森や火山島を象徴するモッチョム岳(940m)の頂に向かって中継カメラが登山を開始。点在する屋久杉を見ながら、山頂の岩の砦、巨岩の舞台に迫ります。山の反対側には、黒潮が流れる海。海中の映像も紹介しながらサンゴの海から雪山まで、ライブを生かした立体的な映像リレーで紹介。
海底火山で生まれた花崗岩の島に黒潮が大雨をもたらし水が溢れる
屋久島は海底の火山活動が生んだ花崗岩の島。そこに黒潮から吹く湿った風が雲を湧きたたせ、雨が降る。日本有数の雨の多い所だ。その雨や水が苔むした岩や霧に煙る森を育み、豪快な岩と滝の風景を作り出している。代表的な絶景地が千尋の滝だ。その滝にドローンで空から迫ると更に奥に階段状の滝が見えてくる。知られざる絶景の誕生だ。
屋久杉と対話する 木に触れ湿り気まで伝える
雨の多い島の人々は山に水神を祀り、森を禁足地として守りながら水を治めてきた。しかし江戸時代、島津藩が収入源として森を皆伐、縄文杉など形が悪く売れない木が残った。その木を母木として人々が守り、伐採跡へ若木を移植して森を蘇らせたのが現在の森だ。その物語を伝える標高1000mの森から生中継!

世界に誇る大自然にたっぷりと身を置く
5回目の中継!

第5回 白神山地 ブナの聖域・命の宇宙 (10月放送予定)
小笠原氷河期に地球上から姿を消した原始的なブナ林が奇跡的に生き残る山域。豪雪に適応したイヌワシ、カモシカなどの希少な動物が生息する。マタギなどの人と共に暮らす森や神秘的な青い池・十二湖青池などから、全国の世界自然遺産とも連携して未来へ伝えるフィナーレとしたい。