九州北部豪雨で大きな被害を受けた東峰村。村の安全を見直したところ、指定避難所が遠かったり、移動途中の道や避難所そのものに土砂災害の危険があるなど、特にお年寄りが、指定避難所を利用したくてもできない課題が明らかになりました。
行政と住民が出した答えは〝ご近所避難所〟。高台にある、山から距離がある、などそれぞれの集落で安全な民家を一時避難所にすることにしたのです。
さらに、〝ご近所避難所〟ならではメリットも!
そのほかにも、集まってくるのが見知った人ばかりで安心感がある、避難の呼びかけがしやすい、誰が避難していないかすぐわかる、などの声がありました。
指定避難所だけが避難所ではありません。ふだんから、避難先は複数想定しておくことが大切です。