生きるスキル

"孤立"からのサバイバル⑧冷蔵庫の中身を早めに処分…
震災初日は“鍋”がおススメ

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地震が起きると、停電する可能性もあります。
冷蔵庫の中身はなるべく早く、消費しなければなりません。
国崎さんには、そんなときに作るべきおススメメニューがあるそうです。

「災害時におすすめの料理は“鍋”です。カセットコンロとガスボンベは必需品です。
貴重な水を節約するために、豆乳や液体タイプの鍋の素(もと)を使います。
肉や魚、練り物やハムなどの加工食品、冷蔵庫にある腐りやすいものは、どんどん入れて鍋料理にしてしまいましょう」(国崎さん)

地震で水が出なくなると、手が洗えなくなるので衛生面の心配(食中毒など)が出てきます。
調理の際はポリ手袋を着用し、食材を変えるたびに交換しましょう。
具材は薄くしたり、細かくちぎるようにすれば、火の通りがよくなり、ガスを節約できます。

「鍋は具材の相性が広くて、入れれば入れるほど栄養バランスが良くなります。
 なによりも温かいものを食べると心が癒やされるんですよね。
地震が起きた初日だからこそ、たくさんの具材が入ったぜいたくな鍋を食べて元気をつけてほしいと思います」(国崎さん)

災害時の食料の使い方は、『冷蔵庫のなかを食べ尽くす→常温の食料品を食べる→非常食を食べる』の順。
非常食も多少あると安心です。

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