ビタミンB1で免疫力アップ!

2019年12月17日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

若さを保て!免疫力アップ大作戦


ビタミンB1で免疫力アップ!


やってきたのは小学校。

小学校の給食でも子どもたちの免疫を守る工夫があるそうです。

給食室に行ってみると、なにやら黄色の粒を混ぜています。
実はこれ、ビタミンB1で包まれたお米なんです。

ビタミンB1は、豚肉やうなぎ、ナッツやきのこ類に多く含まれています。

厚生労働省の推奨は女性ならおよそ1日1mgですが、実際は0.86mg。
足りていないというのです。

このビタミンB1が極端に不足すると免疫にとんでもないことが起こるというのは 医薬基盤・健康・栄養研究所、センター長 國澤純さんです。
腸内フローラと免疫について研究しています。

「腸管の中には、カラダの中の6割ぐらいの免疫の細胞が集まっていると言われていて、ビタミンB1がないと、免疫がきちんと働かないという形になります。」(國澤さん)

國澤さんが調べたのは、実験用のマウス。

これはマウスの腸です。
その表面をよく見ると、ところどころ膨らんでいますよね?

この小さなコブ、おできではありません。
実は、パイエル板と呼ばれ、たくさんの免疫細胞が集まる場所です。

このパイエル板の中を特殊な方法で撮影したのがこの画像。

緑と赤に光っているのが、それぞれ種類が違う2つの免疫細胞。
ぎっしりと集まっています。

しかしこのパイエル板、ビタミンB1が不足するとこんなに小さくなってしまいます。

パイエル板にいる免疫細胞には、特別な役目があります。

食べ物にまじって悪い菌などが腸を流れてきた場合、まずパイエル板に取りこまれます。

その菌が、害があるかないか、パイエル板の免疫細胞が判定。

この情報を全身に存在する、ほかの免疫細胞にも伝えています。

このお陰で、全身の免疫力が大幅にアップするのです。

パイエル板が小さくなると、免疫細胞の数が減り、学習効率が下がります。

そのため免疫力の低下を引き起こすのです。

「ビタミンB1が欠乏した状態になりますと、ほとんど目で見えないぐらい小さくなってしまい、マウスによっては、腸管でパイエル板が全く見つからないケースも出てきます。ビタミンB1が欠乏して教育の場所がなくなってしまうと、ワクチンを打った時にきちんと抗体ができないということになってきます。」(國澤さん)

ビタミンB1をとれば、小さくなってしまったパイエル板は元に戻るのでしょうか。

「幸いなことに、ビタミンB1を食べるとまた元に戻ってきます。ただ次の日戻るかと言うと、そんなにすぐではなくて、1-2週間ぐらいはかかってきますので、基本的には日常的に食べていただくことが大事です。飲み過ぎ食べ過ぎのシーズンだと思いますが、特にアルコールの取りすぎは、ビタミンの吸収を阻害したりすることがわかっていますので、少し控えていただき、バランスの良い食事を取っていただいて免疫を鍛えていただければと思います。」(國澤さん)

ビタミンB1をサプリメントで補っても、パイエル板は復活でるのでしょうか。

「サプリメントでも大丈夫です。ただ免疫にとってビタミンB1だけが大事というわけでなく、他の栄養素も非常に大事ですので、やはりきちんとお食事から取っていただくのが重要です。普段食事で取らないという方には緊急避難的にサプリメント取っていただくことは、ありかと思います。」(國澤さん)

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