発見!究極の美肌コーヒー
発見!究極の美肌コーヒー
みなさんは、コーヒー、どこで飲んでいますか?コンビニで買ったり、お店で飲んだり。
でも、どのくらい美容成分が含まれているのか、わからないですよね。
そこでクロロゲン酸について調べてみました。
まずはコーヒーの豆の種類。
8か国の代表的なコーヒー豆をピックアップ。
美肌成分クロロゲン酸を含む量で、順番に並べてみました。
「少ない方は、アラビカ種です。ベトナムから右側は、ロブスタ種といってヨーロッパの国が種とか苗とか持って行って、作ったものです。このロブスタ種というものに、特にクロロゲン酸が多く含まれます。」(岡教授)
さらに、豆の状態ではなくコーヒーチェーン5店舗のコーヒーをランダムにピックアップ。
どのくらいクロロゲン酸が入っているのか、調べました。
その結果がこちら。
肌の角層水分量をアップしたいなら、1日あたり、300ミリグラムのクロロゲン酸をとれればうれしいところですが、どうでしょうか。
コーヒー1杯あたりに含まれていたのは、約50ミリ~140ミリグラムと、ちょっと幅がありました。
さらにとんでもないコーヒーも見つけました。
クロロゲン酸が500ミリグラムも含まれるお店です。
そのコーヒーを出しているお店があるのは、熊本。
飲食店街の一角にある、創業55年という老舗の喫茶店です。
店内に入ってみると、レトロな雰囲気。
この店のマスター・八井巌さんは83歳です。
さあ、そのこだわりのコーヒー
クロロゲン酸たっぷりの究極の1杯がこちら。
え?あれ?なんか、色薄くない?
実は、このコーヒーには秘密があるのです。
キーワードは、“焙煎”なのです。
焙煎が違うとはどういうことなのか。
浅煎り・中煎り・深煎り。3種類用意しました。
クロロゲン酸が多く入っている秘密が、浅煎り豆なのです。
「下のグラフでは、青線がコーヒー豆に含まれるクロロゲン酸です。生の豆に熱をかけて焙煎を始めると、分解して減っていきます。やがてどんどん減っていって深煎りになって色が茶色くなるころにはゼロに近い、ということです。」(岡教授)
そして、かたやニコチン酸。
煎って煎って、茶色くなって黒くなってくるとニコチン酸が増えるんです。
つまり美肌効果を狙いたいなら浅煎り、アンチエイジングを狙いたいなら深煎りということですね。