ちょい足しウォーキングでウエスト細く!
ちょい足しウォーキングでウエスト細く!
老若男女問わず大人気となっているウォーキング!
でも実際のところどうなのでしょう。
みなさんの声を聞いてみると…
おなかのお肉はとれにくかったり、面倒くさくなったり…
ウォーキングの効果が薄い、続かないという声もちらほら。
今日はそんなウォーキングのイメージを変える新常識。
その名も「ちょい足しウォーキング」。
実はウォーキングにあるものを足すと大きく効果が変わるんです
ウォーキングに何を足せば、効果があがるのか、
最初のちょい足しに挑戦する人はお笑い芸人の玉ちゃん。
この番組のミスユニバース級の美女を目指す企画で、
3か月前から、自炊で食事に気をつかったり、筋トレを行っています。
もちろん毎日ウォーキングもしているのですが・・・
現在のおなかは、こんな感じ。
おなかのお肉はなかなか落ちません
そんな玉ちゃんに、ちょい足しすべきものを教えてくれるのは、 国際医療福祉大学助教 屋嘉比章紘さんです。
今回、ちょい足しするのは
「ドローイン歩行」というもの。
「ドローインと」は英語で「引き込む」という意味。
今回、ドローインで引き込むものは、おなか。
つまり、おなかをへこませることだと言います。
この状態を保ちながらウォーキングを行うのが、実はいま注目の方法なのです
「理論上痩せるっていうことがわかっているので、体脂肪が減ったり、腹囲の周径が減るというのは予想されます。」(屋嘉比さん)
玉ちゃん1人だけだと心配なので ぽっこりおなかに悩みを抱える一般の方2名にも参加していただきました。
まずは体重測定。3人の体重はご覧の通り。
そして気になるウエスト。玉ちゃんは75.2cm。ほかの2人もご覧の通りです
ところで、おなかをへこませるっていうのは、どのくらいへこませるのでしょうか。
ポイントとしては、おなかをへこませた状態でも会話ができるレベル。
玉ちゃんの場合でやってみると、ウエストがマイナス2.5cmになる程度です。
そのほかにもポイントが3つあります。
・ヘソの下に力を入れる。
・呼吸は鼻から吸って口から吐く。
・歩く時間は毎日30分間
10日間のドローイン・ウォーキングの後
再び、計測のため先生のもとを訪ねました。
今西さんは、体重は300gしか変わっていなのに、 ウエストは2.5cmダウンしていました
見た目ではこんな感じ
でも、なぜおなか周り、ウエストは細くなったのでしょうか。
そもそもぽっこりおなかの原因の1つは、脂肪だけでなくおなかの筋肉が衰えること。
そのため、内臓を支えることができず、下に下がってきてしまうのです。
ドローインウォーキングを行うことで鍛えられるのは、このおなかの筋肉。
インナーマッスルである腹横筋などです。
すると、鍛えられたおなかの筋肉が、内臓をちゃんと支えることができるようになり、 引き締まったおなかになるのです。
つまり、脂肪がなくなったというよりは、
今まで使っていなかった筋肉を引き締めることで、おなかが引き締まったのです。
続いて濱田さんを測ってみると 体重は2.1kgダウン。ウエストは4.5cmも細くなりました。
見た目でもわかるぐらいくびれができています。
「この結果に関しては私自身も正直驚いています。ここまで出るとは思っていなかったです。ドローインを、歩くときだけではなくて常にやっていたというのも少し効果があったのではないかと思います。普段はなかなか使わない筋肉ですので、それを少しずつ意識することによって使いやすくすることになり、代謝も上がって、ダイエットにもつながるかと思います。ドローインで鍛えやすくなるのは腹横筋で、コルセットの役割をしてくれますので、腰痛予防とか、腰が痛い人でも変わってくるのではないかと思います。」(屋嘉比さん)
そして、10日間のドローインウォーキングのあと、約20日間スタジオ収録までの間これを続けた玉ちゃん
結果はどうだったでしょうか。
体重は、61.2kgから、58.9kgへ
ウエストは、75.2cmから、69.8cmへとダウン。
こちらも驚きの結果に!
「最初の1日、2日目は結構意識しないと大変だなっていうイメージもあるんですけども、めちゃくちゃやりやすかったです。座るときとかライブで漫才するときとかも、ちょっとやってました」(玉ちゃん)
「腹筋というのは、縦に動かすおなかの筋肉、シックスパックになります。ドローインの場合は、腹横筋、インナーマッスルといわれる筋肉、つまり体幹のコルセットの役割をする筋肉がしっかり働きます。」(屋嘉比さん)