リガメントで美顔新時代
リガメントで美顔新時代
顔をリフトアップさせると言うエステ。
顔のたるみを取るために、こんな施術を受けているという人もいますよね?
どれだけ効果があるのでしょうか?
そこで訪ねたのは、国際医療福祉大学三田病院准教授 奥田逸子さんです。
エステをした前後で顔にどんな変化が起きているのか。
MRIを使って比べてみました。
ほおの一番高い位置を撮影したMRI映像です。
「鼻の付け根から横に伸びるほおが少し食い込みが出ていますでしょう?前は真っ平らだったほお。何を意味するかと言いますと、ここの部分がマッサージをしますとふっくらとしておりますので、このような角度が出ております。ほおの下の部分がスリム化して上のほうがふっくらとしてる。すなわち、(マッサージで)持ち上がっているんじゃないかと思います。」(奥田准教授)
こうした顔のリフトアップ、実は自分でできないでしょうか。
そのやり方を教えてくれたのは、美容外科・形成外科医 白壁聖亜さん。
白壁さんのリフトアップ術、その名はリガメントほぐし。
まず、ほうれい線の下をつまんで動かします。
次にほお骨を押していきます。
このリガメントほぐしの意味は、顔の組織の構造にあるんだそうです。
「美容形成外科で言うお顔のリガメントというのは、皮膚と骨を強く結びつける貝柱のような働きをするものです。これが伸びた状態になってしまうと、皮膚と皮下組織を支えられなくなってしまい、たるみの原因になってしまいます。」(白壁さん)
「このリフトアップで大切なのは2つあって、1つがほお骨の下にあるリガメント。もう1つが、あごのほうにあるリガメントです。この2つのリガメントの周りをほぐしてあげることで、リフトアップに繋がります。」(白壁さん)
ターゲットは2か所。ほおの下のリガメントと、あごのリガメントです。
リガメントほぐしのやり方は、生活術のページでご覧ください。