肌をツルツルにする温泉

2018年10月30日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

めざせ美ボディ!温泉の極意


肌をツルツルにする温泉


美肌に効果のあると言われる温泉が全国各地にあります。

そこで企画したのが、「夢の1週間・美肌湯治ツアー」
ツアーに参加するのは、芸歴13年のお笑い芸人・牧野ステテコさん。

悩みは肌荒れ。
見せてもらうと、口元に目立つ2か所のニキビ。
そして、乾燥してカサカサになった足首。

拡大すると、白くなった古い角質がたくさん残っています。

これを温泉で、美肌に変えましょう。

期待に胸を膨らませ、向かった先は、東京・蒲田。
こんなところに美肌の湯があるんでしょうか?

お客さんの邪魔にならないよう、営業時間前に入らせてもらうことに。

そのお湯は、見た目もすごいインパクト。
黒っ!黒っ!
何も見えないほど、黒いお湯!


実はこの黒湯は、東京に多く湧き出る温泉。
黒い成分は、大昔の植物由来のものが溶け込んだもの。

温泉の泉質は、「炭酸水素塩泉」。
炭酸という名は同じですが、二酸化炭素泉とは全くの別物。
一体、お肌にどんな効果があるのでしょうか?

「炭酸水素イオンと呼ばれるものが、温泉水の中に含まれています。そのアルカリの成分というのが、タンパク質とか汚れとかそういったものを全て丸め込んで体から取り去ってしまうという効果になるわけですね」(前田教授)

どれほどお肌がツルツルになるのか?
実験を行ってみました。

まずは、普通のお湯と黒湯に左右の腕を15分入れてみました。
注目するのは、どれだけ古い角質が取れるのかです。

お湯をろ紙でこして…
そのろ紙に角質が見える薬品を加え、乾かしてみると…

ろ紙についた古い角質が反応し、紫色になりました。

2つを比べると、この通り。
黒湯のほうが断然、角質を落としています。

角質を取ってくれたのは、さまざまな温泉の成分のうちの1つ。
この白い粉、重曹です。

この温泉なら、古い角質を重曹が取ってくれ、お肌がきれいになるかも。


牧野ステテコさん、その後も…1日1回黒湯に入り、1週間、湯治を続けました。


果たして、肌はきれいになったのでしょうか?
口元の、目立っていた2か所の赤いニキビが消えました。

では、カサカサ肌の足首はどうか?
前と比べてみると、たくさんあった白く古い角質が、きれいに取れています

古い角質が取れたので、お肌の新陳代謝が促進。
新しい肌が生まれやすくなることが期待できます。

これだけではありません。
黒湯にはさらにもう一つ、美肌につながる成分が入っていました。

皮膚の再生能力を高める物質、メタケイ酸。

肌の再生を促進させる物質です。
基本的に日本のどの温泉にも、この成分が含まれているそうです。

このように多くの成分が重層的に関わっている温泉の知られざるパワー。
黒湯の黒い色にも、肌への効果が期待できる成分があるようです。

「黒湯の黒い正体は、フミン酸という、黒い物質です。皮膚がこの物質に守られますと、保温効果があり、湯上がりにいつまでもポカポカするのと同時に、皮膚がしっとりとするという効果が、あります。」(前田教授)

東京の黒湯の他に、重曹を含む炭酸水素塩泉としては、
和歌山県の龍神温泉や佐賀県の嬉野温泉などがあります。

どちらも昔から、美肌の湯として有名。
こちらは無色透明のお湯ですが、お肌をツルツルにしてくれるそうですよ。

NHKオンデマンド

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