菌には菌を!乳酸菌

2018年9月11日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

気になる口臭 すっきり解消の王道と裏ワザ


菌には菌を!乳酸菌"


口臭の原因は菌にあることがわかりましたが、
口臭の原因となる細菌そのものを減らせないのでしょうか?

映像提供:イポナコロジー


そうした発想に基づく口臭対策も模索されています。

それが、「菌には菌を!」という新しい治療法。

マウスピースに垂らされる透明な液体。
この中には臭いを出さないある乳酸菌がたくさん入っています。

マウスピースを上下の歯に装着すれば臭いを出す菌の増殖を抑えられるのです。


この乳酸菌はスウェーデンで研究されている菌です。
口の中に30分おけば終了です。

写真提供:広島大学大学院 二川浩樹教授

 

治療を受けた人は、「口の中がさっぱりとしたという感覚があった」とのこと。

では、乳酸菌の働きを見てみましょう。

細長く大きいのは、乳酸菌。
中央に固まっているのは、臭いを出す菌です。
時間を進めてみると、乳酸菌が勢いよく増えてゆきます。
その結果、臭いを出す菌の増殖が抑えられるというわけです。

映像提供:東海大学 古賀泰裕客員教授

 

現在、同じような効果を期待してさまざまな乳酸菌を使った商品も登場しています。

ヨーグルトのほか、

乳酸菌をフリーズドライしたタブレットも販売されています。

福岡歯科大学 准教授 谷口奈央さんは、口臭と乳酸菌について10年以上、研究を続けています。

調査に使用するのは、乳酸菌をフリーズドライしたタブレット。

口臭ありと判定されたAさんが、溶けるまでなめます。

その後すぐに唾液を採取してシャーレに移し、菌の数を調べます。

左のシャーレが乳酸菌をなめる前。右が乳酸菌をなめた直後。

臭いを出す菌は、しっかり減少しています。
実験では、1回なめれば3時間ほどの効果が確認されています。

「(この乳酸菌は)乳酸菌が共通して持っている、カラダにいい働きは共通して持っています。さらに、口臭に効いたという効果が確かめられている乳酸菌ということになります。(乳酸菌は)口の中になかなか定着してくれないんですが、2週間ずっと続けて使っていただくと、だんだんお口の中が改善していって、少し口臭の出にくいお口に変化していくということがわかっています。」(谷口准教授)

これは、子どもも食べていいのでしょうか?虫歯も気になるところですが…。

「砂糖は入っていませんので、虫歯にもなりにくく、子どもも食べられます。目安としては食後になめていただくと3時間ぐらい効いて、そしてまた3時間ぐらいすると、何か召し上がり、そのあとにまた、なめていただきます。」(谷口准教授)

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