声はストレッチで若返る

2018年6月26日(火)BSプレミアム 午後10時00分~ 午後10時59分

声のアンチエイジング


声はストレッチで若返る


声帯の老化を防ぐポイントは、水を飲むことのほかに、もう一つあります。

それは、声のストレッチ!

実験に協力してくれたのは、声の治療で定評のあるこの病院。

 

国際医療福祉大学東京ボイスセンター長 渡邊雄介さんは、
歌手をはじめ、声で仕事をする患者を数多く治療してきました。

 

声の悩みのある3人の女性に診察を受けてもらいました。

「くぐもっているというか、電話でも聞き取りにくい声と言われる。」(49歳女性)
「自分の声だけ、オジサンみたいな気がする。」(59歳女性)
「高い声が出なくなった。声域が狭くなったよう。」(69歳女性)

やはり問題は、かすれ声と低い声。
声帯がどれだけ老化しているか、チェックします。

 

まずは、声の出る時間の長さ

 

発声の持続時間の平均は、20秒間なのですが、全員が平均を下回っていました。

 

そして、声が出る音の範囲は、
成人女性の声の出る範囲に比べ、3人中2人が狭い幅でした。

 

3人の女性を改善するのはどんな方法でしょうか?
指導するのは、言語聴覚士の早乙女泰伴さんです。

 


取り出したのは、どこの家庭にもある、ストロー。


ストロー1本で、声が本当によくなるんでしょうか?

 

今回行うのは、2つの訓練です。
最初は、声を長く出すための訓練
ストローをくわえ、5秒以上「ウー」と、声を出し続けます。

2つ目は高い声を出すための訓練
徐々に声を高くしたり、低くしたりしていきます。

これは、チューブ発声法と呼ばれる音声治療のひとつ。
声帯を柔らかくするストレッチなのです。

「ストロー発声によって、口はすぼみます。出てくる穴がとても小さいためです。口に対してストローの穴が小さいですから、声帯に対する圧力が高まるのです。ストローを使うことによって口の中が広がる効果と、声帯にストレッチの効果という、2つの大きな効果が期待できます。」(渡邊雄介さん)

3人には 1日それぞれ50回、ストローを使った発声を2週間してもらいます。

 

果たして、声は良くなったのでしょうか!?

まずは、声が出る長さ。

なんと全員が前回よりも長く、声を出せるようになりました。

 

さらに、声の出る音の範囲はどうでしょうか?

 

この女性は、
1オクターブも高い音が出せるようになり、声の出る音の範囲が広がっていました。

 

こちらは3人の女性の結果です。
2週間で全員、声が改善したのです。

 

若々しい声を手に入れる、声のストレッチ。
チューブ発声法の詳しいやり方は今日から役に立つ生活術でご紹介しています!

NHKオンデマンド

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