【放送日】
2月4日(月)~2月8日(金) 22:45~23:00(1-5回)
2月11日(月)~2月15日(金) 22:45~23:00(6-10回)
<放送日変更のお知らせ>
2月4日(月)、5日(火) 22:45~23:00(1-2回)
2月6日(水) ※緊急報道により中断
2月7日(木) 22:45~23:00 第3回を再放送
2月8日(金)、11日(月)~14日(木) 22:45~23:00(4-8回)
2月15日(金) 22:45~23:15(9,10回)
★詳細はこちら
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/050/145952.html
作:
伊佐治弥生
朝倉寛
佃典彦
西脇良典
仲井美樹
演出:佐藤譲 松木健祐
技術:坂野伊和男 加藤政二
音響効果:野村知成 大西斎
出演:吉沢悠 さくら 伊藤友乃
棚橋真典 咲田とばこ 南部綜汰 鬼頭卓見
空沢しんか 沢田靖一 岡井葉月 黒田啓之
澤田怜央 小島範子
(1)はじまりの物語「鶴の恩知らず」 作:伊佐治弥生
男のもとに、鶴とおぼしき女が訪ねて来る。鶴は昔話通りに美しい反物を織り、けして覗くなと言い、次第にやつれていく…ただ昔話と違うのは男には覗く気が更々ないということ。―動物と人間が出会う物語。
(2,3)旅立ちの物語「ネズミのパラダイス」(前後篇) 作:朝倉寛
ハツカネズミの兄弟ミックとマックは、パラダイスであるという動物園を目指して都会に来た。心を失ったドブネズミとの死闘などの冒険…ようやく動物園に辿り着いた二匹だが。
(4,5)思い出の物語「カバが棲んでいる」(前後篇) 作:佃典彦
母からの急な旅行の誘い。気乗りしないまま同行した私(女)は、山奥の温泉宿で「ここの露天風呂にはカバが棲んでいる」と母から聞かされて…
(6,7)漂う物語「人魚の肉」(前後篇) 作:西脇良典
動物園に人魚が保護されたということを聞いて、見に行ったカップル。男の目には人魚は妙に懐かしいものに見え、女の目には何かおぞましいものに見えた様子―その日から二人の思いは次第にすれ違い…。ひとつの物語を男女双方の視点から描く試み。
(8,9)まきこまれる物語「トイレから蛇」(前後篇) 作:仲井美樹
トイレを開けたら蛇がいた。蛇は待遇に不満で動物園から逃げ出したが、やはり外は物騒なので、動物園に連れて帰って欲しいと勝手なことを言う。女は仕方なく会社を休み、蛇を首に巻いて町に出る。
(10)おしまいの物語「仮名手本蛙之王様」 作:伊佐治弥生
夫殺しで捕えられた呉服商の娘お珠。お白州の場でお珠は亭主・蛙助(あすけ)はカエルだったと言いだして・・・。
あらすじ:草食系、肉食系、野獣系、と動物の習性にも喩えられることがある人間。人間の喜怒哀楽を様々な動物に重ねあわせて描いていくオムニバス短編シリーズ。男女各一名の俳優(吉沢悠・さくら)が様々な役を演じ、人間の中に潜む「獣性」を描く。ときに滑稽でときに優美な作品集。 |