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放送済みの作品(2012年)

『虹の岬の喫茶店』(全6回)

【放送日】
2012年11月25日〜1月6日
※12月30日は休止となります。
ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50

原作:森沢明夫
脚色:富永智紀
音楽:菅野由弘
演出:川口泰典
技術:西田俊和
音響効果:石川恭男


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:峠を越えて、太平洋に突き出た半島に入る。海岸沿いを南に走り、トンネルを抜けたら、すぐに左折。雑草が生い茂る小さな岬の先端に、不意に喫茶店が現れる。青いペンキで塗られた小さな木造の建物。そこでは、とびきりおいしいコーヒーを煎れ、訪れる客にそっと寄り添う音楽をかけてくれる、初老の女性が待っている・・・。虹の立つ岬の喫茶店に、引き寄せられるように集まる人々の人生模様を描くハートウォーミング・ストーリー。

 

『きみ去りしのち』(全6回)

【放送日】
2012年9月23日〜11月18日
ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50
※10月21日・28日 プロ野球中継のため休止。
第4回を11月4日、以降の回は順送りに放送します。


原作:重松清
脚色:石谷洋子
音楽:渡辺博也
演出:望月良雄
技術:井上裕一
音響効果:石川恭男


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:再婚後に授かった幼い息子を喪った関根(45)は、悲しみと自責の念から抜け出せずにいる。妻の洋子との時間は、苦しみになっていた。10年前に離婚した前妻と娘・明日香に再会を求めるが、応じてくれたのは明日香だけだった。前妻・恵美子は、結婚と離婚を繰り返しボランティア活動で日本中をとび回っているという。「お父さん」ではなく「セキネさん」と呼ぶ明日香と、青森・恐山を皮切りに二人旅を重ねながら、悲しみの正体を見つめ続ける・・・。かけがえのない人と人の繋がり、命の重さと向き合う家族の姿を描く。

 

『終わらざる夏』(全9回)

【放送日】
2012年7月8日〜7月29日、8月19日〜9月16日
ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50

原作:浅田次郎
脚色:原田裕文
音楽:渡辺博也
演出:望月良雄
技術:井上裕一
音響効果:石川恭男


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:昭和20年夏、敗戦後、千島列島でソ連との戦端が開かれた。この戦いに引き摺り込まれた人々を描いた浅田次郎の長編をオーディオドラマ化。主人公は、45歳で招集される片岡直哉。東京の出版社勤め、本籍は盛岡市。戦争が悪化する中、ヘンリー・ミラーの小説「セクサス」の完全な翻訳に密かに挑んでいる。大本営が本土決戦に向けて大規模な臨時召集を断行。連合軍との和平交渉をする最前線に、英語の堪能な者を必要としていた。6月下旬、応召した片岡は、汽車で二人の男と乗り合わせる。タクシー運転手をしていた富永熊雄。医師の菊池忠彦。3人は、青森駅で目的地を告げられる。それは北方の最前線、占守島だった・・・。

 

『まんがら茂平次』(全6回)

【放送日】
2012年5月27日〜7月1日
ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50

原作:北原亞以子
「まんがら茂平次」
「朝焼けの海」
「嘘八百」
「花は桜木」
「去年の夢」
「御仏のお墨付き」
脚色:富永智紀
音楽:菅野由弘
演出:藤井靖
技術:金子泰三
音響効果:米本満(1、2、5、6) 石川恭男(3、4)


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:千に三つの真実が "せんみつ" なら、万に一つも本当のことがない、空っぽなのが"まんがら" 。そう異名をとる茂平次は、江戸の泰平を愛する長屋住まいの嘘つき男。嘘八百をまくし立ててもなぜか憎めない茂平次を中心に、風雲急を告げる幕末維新の嵐もなんのその、たくましく、しなやかに生き抜こうとする男女が繰り広げる痛快時代劇。嘘で浮世を渡る茂平次の "まんがら" が、いつの間にやら人助けになってしまう、泣き笑いの顛末をユーモアたっぷりに描く。

 

『小松左京SF短編集』(全6回)

【放送日】
2012年4月8日〜5月20日
ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50


原作:小松左京
「痩せがまんの系譜」
「三界の首枷」
「愚行の輪」
「宗国屋敷」

「空飛ぶ窓」
「歩み去る」

脚色:山本雄史
音楽:菅野由弘
演出:川口泰典
技術:糸林薫(1、4〜6) 林晃広(2、3)
音響効果:石川恭男


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:小松左京。1931年、大阪生まれ。1962年のデビュー以来、日本のSF小説界を代表する作家として活躍。不朽の名作といわれる『日本沈没』など、長編のほかにも、数多くの傑作短編を残している。2011年7月逝去。享年80。小松作品は、その勝れた先見性に娯楽性も相俟って、21世紀の今日でも新鮮さを失っていない。没後あらためて再評価が進むSFの巨星が残した初期短編を「新日曜名作座」ならではのセレクションでお送りする。

 

『春を背負って』(全6回)

【放送日】
2012年2月19日〜4月1日
※3月11日は放送休止となります。
ラジオ第1 毎週日曜日 23:10-23:40

原作:笹本稜平
「春を背負って」
「花泥棒」
「野晒し」
「小屋仕舞い」
「擬似好天」
「荷揚げ日和」
脚色:古川壬生
音楽:池辺晋一郎
演出:川口泰典
技術:糸林薫(1〜3) 伊藤寿(4〜6)
音響効果:久保光男


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:梓小屋と呼ばれる山小屋が、奥秩父の甲武信ヶ岳と国師ヶ岳の稜線を結ぶほぼ中間から、長野側にすこし下った沢の源頭にある。長嶺亨(36)は、4年前、それまで山小屋を経営していた父・勇夫が急死したため、脱サラし跡を継いだ素人小屋主。父をなくしたOLや、84歳のクライマー、7歳の女の子、ホームレスのゴロさん…美しい自然に囲まれたこの山小屋には、悩める人を再生する不思議な力がある。山岳の自然を背景に、さまざまな人間模様を描く。

 

『茨の木』(全6回)

【放送日】
2012年1月8日〜2月12日
ラジオ第1 毎週日曜日 23:10-23:40

原作:さだまさし
脚色:香取真理
音楽:池辺晋一郎
演出:川口泰典
技術:小林清
音響効果:岩崎進


出演:西田敏行 竹下景子

あらすじ:仕事を辞め、妻とも離婚した真二のもとに、喧嘩別れした兄から、突然父の形見のヴァイオリンが届く。難病を抱えた兄の想いをはかった真二はヴァイオリンの製作者を求めイギリスを訪れ、そこで出会ったガイドの響子に、初恋の女性の面影を重ねる。二人は、ヴァイオリンの出自の探索行をとともにする。その響子に、離婚したイギリス人の前夫がつきまとい・・・。異国で多くの親切な人に導かれ、家族の絆を見つめなおす魂の旅を描く。

 
 
 
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